久々に映画観た。「川っぷちムコリッタ」
くすっと笑えて……のうたい文句につられたが、どちらかといえば陰気くさい映画だった。
ただし、好きな役者がそろっていたので、彼らに会えたので満足。
なにより、足弱の老人には映画を観るのも一苦労。お尻が痛いので座布団抱えて咳どめにのど飴持って、一大決行。
無事に外出できたことが、単純にありがたい。
久々に映画観た。「川っぷちムコリッタ」
くすっと笑えて……のうたい文句につられたが、どちらかといえば陰気くさい映画だった。
ただし、好きな役者がそろっていたので、彼らに会えたので満足。
なにより、足弱の老人には映画を観るのも一苦労。お尻が痛いので座布団抱えて咳どめにのど飴持って、一大決行。
無事に外出できたことが、単純にありがたい。
原作 佐木隆三「身分帳」
監督脚本 西川美和 映画「すばらしき世界」
役所広司主演
ひとりで映画に行けたあ~。
この一年間不調で病院とスーパーしか行けなかったから、やったあ~。
殺人を犯した男が刑を終えて出所し、生きにくい世間でまっとうに生きようとする姿。あたたかく支援する周囲のひとびと。役所広司熱演。
こちらの世界には疎いばあさんだが、勧められて観ている。
昨日は4時間ぶっとうしでビデオの前に座りっぱなし。 野球とビデオで……ああ大忙し!
キューバの人には、アフリカとスペインとキューバにルーツがある。
キューバのソンという音楽は彼らによって生まれたマンボやサルサの原点である。
18年前に突如デビューした老ミュージシャン達のその後の物語。
男として生まれたら三つだけしないといけないことがある。
木を植えること、子を残すこと、本を読むこと……ですって。
決してハンサムなんかじゃないオジイサンたちの、なんともカッコいいこと。
老いは哀しくも辛いものでもなく、生きてるって素晴らしい、と思える映画。
18年前に観た「ソシアルクラブ」もCDで聴く歌声もいいけど、今度の「アディオス」はもっともっと。
カンヌ映画祭 最高のバルムドール賞受賞作品
樹木希林、リリーフランキー、どちらも好きな俳優。
もう少しコミカルかと思ったが、観終えたあとはなんだか寂しくちょっと気がめいった。
今朝の大阪震度6の地震のせいもあるかも。
咳止めを飲み、のど飴を持ち、クッションを抱えて映画へ行った。
風邪気味のオバアサンは、映画ひとつ観るのも大変なことなのだ。
そうまでして観た映画は、
「25年目の弦楽四重奏団」というアメリカ映画で、
長年、四重奏団の仲間だったチェリストが、
病に侵され、指が震えてチェロが弾けなくなり、
最後の舞台で去るところまでの話なのである。
楽器こそ違え、私たちギターの仲良しバアチャン三人で
それを観に行く約束をしたので、風邪を押しても行きたかったのだ。
私たちも、楽器の適齢期はとうに過ぎて、
ただ三人一緒が楽しいだけで三重奏を続けているが、
いつまで出来ることかという思いは常にあり、
映画「四重奏団」と重ねて、涙がとまらなかった。
三人がそれぞれのパートを受け持ち、
ひとつの曲を心をあわせて仕上げていく過程は
ほんとに3人にだけ分かる幸せなのだ。
いつか終わりがあるのはわかっていても、
また来週ね、と言える今日を喜ぼうね、と言って別れたことである。