「おやじぃ」の日々つぶやき

日々の生活の中で見聞や体験したことを、その歳なりで感じる気持を綴ります。

西日本の城跡巡り(先輩の一人旅から)

2008年12月18日 | 旅行
 私の知人でありかつ先輩でもあるY・MINORUさんは、現役で働いている時から「日本の城郭巡り」をされている方で、その方面にはなかなか造詣の深い方です。
 今年4月からフリーの身になったので、10月6日から10月26日までマイカーを使って西日本の城巡りに出かけました。
 ルートは、小樽からフェリーで京都の舞鶴に降りて中国地方、九州地方、四国地方と回って帰旭されました。
 戻ってから、3件のメールに合計18枚のお城の写真を添付して送っていただいたので、他の方のネタではありますが、記事に使わせて貰うことにしました。
 しかし、こうして並べて見るといいものですね。自分も旅をした気持ちになってきます。それにしても、城跡で石垣だけ残っている所でも歴史を感じさせてくれます。感激してしまいますネ。

但馬 竹田城 兵庫県朝来市 築城者~山名宗全 築城年~1443(嘉吉3)年 日本のマチュピチュ遺跡・天空の城と言われているようです
岡山県津山城 津山市鶴山(かくざん)公園内 築城者~初代藩主森忠政 築城年~1616(元和2)年 春は桜が美しいようです

桃太郎伝説などの舞台として古くから親しまれてきた岡山県鬼ノ城(きのじょう)築城主~大和朝廷が有力 築城年~7世紀後半との説 岡山県古代吉備文化財センターが調査等を続けている
広島県広島城 広島市内 築城者~毛利輝元 築城年~1589(天正17)年に着手し、落成は1599(慶長4)年との記録あり 関ケ原合戦の後、輝元は山口県(周防・長門)に転封となる
島根県津和野城跡(三本松城跡) 津和野町(山陰の小京都といわれる) 築城は地頭職の吉見頼行が1295(永仁3)年から 幕藩時代は亀井氏の居城となった
佐賀県名護屋城跡 唐津市の北西部東松浦半島串崎 豊臣秀吉が朝鮮出兵の軍事拠点として、1591(天正19)年後半から諸大名に築城させた 壮大な天守閣跡のほか、大名の陣跡もある
佐賀県唐津城 唐津市舞鶴公園 筑城主~豊臣秀吉の側近寺沢広高(初代唐津藩主) 筑城年~1602(慶長13)年 現天守閣は、1966(昭和41)年に復元されたもの。桜の名所
熊本県人吉城跡 人吉市 鎌倉時代から幕末までの約700年間、相良家の中心だった中世城址 現城郭は1607(慶長12)年から1639(寛永16)年の間に造営 桜の名所
大分県岡城跡 大分県竹田市 築城の始まりは1185(文治元)年 緒方惟栄によるものとされる 現城郭は、明治に至るまで岡藩を統治した中川公によって築城されたもの 瀧廉太郎の唱歌「荒城の月」の舞台
大分県臼杵城跡(別名 丹生島城)大分県臼杵市 築城主~大友宗麟 築城年~1562(永禄5)年 関ケ原の戦いの後、稲葉貞道が美濃から移封し、以後15代の居城となり明治維新に至る
愛媛県湯築城跡 愛媛県松山市道後地区 築城主~河野通盛 建築年~1342(興国3)年以前 1585(天正13)年 豊臣秀吉の命で小早川隆景に攻められ開城 1587(天正15)年以降 廃城
愛媛県松山城 愛媛県松山市 築城主~加藤嘉明 築城年~1602(慶長7)年から着手25年かけて落成 天守閣は落雷で消失 1820(文政3)年から35年かけて再建 1854(安政元)年に復興
徳島県徳島城跡 徳島県徳島市 古くは猪山城と呼ばれた平山城 1585(天正13)年蜂須賀家政が阿波に入国 城の改修に着手し翌年には中心部が完成 以後、明治に至るまで14代約280年間 蜂須賀家の居城となった
奈良県高取城跡 奈良県高取町 築城主~越智邦澄 築城年~1322(元弘2)年 主な改修者~筒井順慶、本多利久 主な城主~越智氏、筒井氏ほか 江戸時代は高取藩の藩庁 1873(明治6)年廃城となる
滋賀県安土城跡 滋賀県安土町 築城主~織田信長 築城年~1576(天正4)年 主な改修者~羽柴秀吉 1582(天正10)年明智光秀の本能寺の変の後まもなく何らかの原因で焼失 その後廃城
福井県一乗谷城跡 福井県福井市城戸ノ内町 築城主~朝倉孝景 築城年~1471(文明3)年 朝倉氏5代(約100年)の居城 1573(天正元)年 朝倉義景の時浅井長政と連合し織田信長軍と戦い敗北 朝倉氏滅亡で廃城
越前大野城(亀山城) 福井県大野市 築城主~金森長近(織田信長の武将) 築城年~1575(天正3)年 城主~越前松平家、天領、土井氏と変わる 1775(安永4)年城は焼失 1795(寛政7)年天主以外を再建
越前丸岡城(鶴ヶ城)福井県丸岡町 築城主~柴田勝豊 築城年~1578(天正4)年 主な城主~本多氏、有馬氏 明治維新まで有馬氏8代が領有 1901(明治34)年に町有 現在天主と付近の石垣の小部分が残存


☆注~冒頭に記載のとおり、写真はすべてY・MINORU氏が今年撮影してきたものです。画像サイズは、枠線内に収めるため縮小されています。
 右側の説明欄は、私がGoogleから各城郭のホームページ、ウィキペディア等にアクセスし説明文を参考に要約して記載しました。
 また、年号と西暦の確認には、角川書店「日本史辞典」を使用しました。
※なお、私も今年10月21日(火)に長野県松本城を見てきました。
 当ブログの「秋の本州旅行記(3)国宝~松本城」の記事もご覧ください