「おやじぃ」の日々つぶやき

日々の生活の中で見聞や体験したことを、その歳なりで感じる気持を綴ります。

「津軽には七つの雪」が本当に降るか?

2008年07月20日 | Weblog
 本日は、日曜日です。毎週ではないですが、NHKBS2で19:30から「BS日本のうた」を放送しています。
 今日の放送のスペシャルコーナーは、新沼謙治さんと門倉有希さんのペアでした。
 新沼謙治さんの歌の中で「津軽恋女」というのがあります。きっと歌うかなと思い見ていましたら、やっぱり歌ってくれました。この歌は、私も好きな歌で、たまにカラオケスナックで歌うことがあります。
 ただ、この歌のサビになる次の歌詞のところが、いつも気になっています。

  「降りつもる雪 雪 雪 また雪よ
   津軽には七つの雪が降るとか
   こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪
   みず雪 かた雪 春待つ氷雪 」

 津軽では、七つの雪が本当に降るのか?という疑問です。実は、私は18歳から5年ほどいわゆる津軽地方で暮らしました。まあ、道産子で雪の多いところで育ちましたから、雪が降るのは特別珍しいことでなく、若かったし、たいして気にも留めないで過ごしてしまったのかもしれません。
 今住んでいる当地で雪の表現として合うとすれば、「こな雪」「わた雪」「ざらめ雪」当たりでしょうか。
 でも、こちらでは、1月ごろ風のない日に雪が降ると、大粒のこな雪が降ってきます。こういう雪を確か「ぼたん雪」と表現することもありますね。
 それはともかく、雪の修飾語に七つも付けて表現するとは、作詞の「久仁京介」さんて方も、相当に津軽の雪の降り方を見続けて詩を考えたのかなと思いつつ、新沼さん本人が歌う「津軽恋女」を楽しみました。