ひまわり博士のウンチク

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「樺美智子 聖少女伝説」

2010年06月16日 | 本と雑誌
Warkroom
 樺美智子さんの勉強部屋(『人しれず微笑まん』口絵より)

 6月15日は樺美智子さんが国会構内で亡くなって50年目の日である。
 「樺美知子 聖少女伝説」は先月、文藝春秋から発行されていた本だが、発行元が文藝春秋であるということと、他にも読んでおかなければならない本が山積していたので保留にしてあった。
 ところが、友人からの紹介と朝日新聞の天声人語に内容が引かれていたことから、外出ついでい近所の書店に立ち寄って買っておくことにした。
 
 青梅街道沿いにある荻窪ブックセンターという書店で、品揃えが悪く、あまりやる気のある書店とは思えない。新刊でも切らしていることがしばしばで、在庫があることは期待していなかった。
 他店では平積みになっていると聞いていたが、ノンフィクションの辺には見当たらない。
 で、店員に聞いてみると、その店員は真っ先に小説の棚に行く。
 「あ、小説ではないよ」
 「はあ、そうですか、検索した方が速いなあ」
 と、パソコンに向かい、著者名のところに「樺美智子」と入力した。
 「あれれ、……」と思ったが、まあいいかと任せておく。
 
 なかなか返事が来ない。
 まさかと思い、小説の棚に目をやると、あった。
 著者名別の「カ」のところに挿してあった。分類が出来ていない。これではブックオフと同じだ。
 
 「あったよ!」
 と声をかけると、
 「あ、ふつうにありましたね」
 どういう意味だ。
 
Mkanba
 
 著者の江刺昭子さんという人はあまりよく存じ上げない。1942年生まれということなので、樺美智子さんより5歳下である。世代的には60年安保と70年安保の中間あたりで、両方にかかわっていたか後の方か、それとも両方ともかかわらなかったか。
 
 樺美智子さんの死の真相について、正確なところはよくわかっていない。諸説あるうちのいずれかが真実であろうが、警察がかかわっているだけに、もし機動隊の犯罪であったとしても、真実は明かされないだろう。
 
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