あれから1年半。
初めて入手したのが35年ほど前ですから作歴は長いのですが
いまだにどう良いのかしたら戸惑いの多い品種です。
葉幅引き締まった姿が好きなものですからそっちの方向で調整していますが
そうするとなかなか仔出しには恵まれなくなります。
この木は珍しく惚れ惚れするような上柄が続いますから
増やすほうに方向転換したいのですがなかなかそこまで器用じゃないですし~。
こちらは上柄に見えていたのですがいつのまにかこんな感じに。
この仔は元々派手だったのですが
これも派手気味になってしまいました。
親木も後冴え柄ですからまだ判然とはしませんが
どうやら源平柄気味になってしまった模様です。
しかし上柄維持の難しい品種ですから普通はこんなものでしょう。
これは入手してから2作ぐらいしたもの。
苗木風のヒョロい木は好みじゃないのですが
あまり花芽を付けずに仔が良く出るのはこの時期なのでしょう。
幸い、どの木にも柄がある運の良さそうな株ですから
小割りして増殖に努めようかなんて考えています。
結局は鑑賞用と増殖用のツートラックでいけば上柄も維持できるし
飽きずに長く楽しめることでしょう・・という結論に達しました。
目出度し芽出度し。