monologue
夜明けに向けて
 



1より10生きる者には、大いなる啓示と大いなる助力が与えられ、
 1であることの意味や、1である以前の数字にこだわる者には、
 果てのない薄闇が与えられるだろう。
 門は、もうじき開けられるのだから・・・・・・
(92/08/30ARION これから生きる者達へ)


 だれでも大いなる啓示と大いなる助力を与えてほしい。
しかしそのためには1より10生きる必要があるというのだがそれがさっぱりわからない。あなたは「1より10生きるているか」と問われればどう答えるだろうか。
「おまえは1より10生きていないから大いなる啓示と大いなる助力を与えられない」といわれても反論のしようがないのだ。「1より10生きる」には助詞が省かれているのでわかりにくいのかも。「1より10を生きる」か「1より10に生きる」あるいは「1より10で生きる」と助詞を補えばいいのか。
そして「1より10」の意味は「1から10」なのか。それとも比較の「より」で「1より10」といっているのか。「1~10」の意味であれば自とも書ける。「「1自10生きる者」ならなんだか意味がありそうにみえる。考えれば考えるほどわけがわからなくなる。そろそろ堂々巡りはやめて素直に「始まりの1から順を追って10までのそれぞれの段階を生きる者」と捉えておこう。そうしないと1であることの意味や、1である以前の数字にこだわるように薄闇が明けそうにないから…。
fumio




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