monologue
夜明けに向けて
 




******
 終り無き夢を見ようとした者達の夢が、今終わろうとしている。
新しい円環を見出す為に、旧き円環を脱する者達に幸いあれ。
 全てが、ここに始まるからだ。
全てが、ここに終わるからだ。

              *******
 狭間より来る者は、印を持っているだろう。
 夕刻と朝陽の光を文字に、その者は話すだろう。
 今まで聞いた「聖なる言葉」は、彼の足元に崩れ、
 人々は、彼を怖れるだろう。
 まことに陰なるものは、まことに陽なるものとしての印を
 人々の目につくところに掲げるだろう。

 あなたがた、川の流れる先を案じていてはならない。
 あなたがた、目に見える一部分だけを信じてはならない。
 あなたがたが、本当に探しているものは、堕としめられ辱められて
 あなたがたの目に見えない所に、幽閉されている。

 1より10生きる者には、大いなる啓示と大いなる助力が与えられ、
 1であることの意味や、1である以前の数字にこだわる者には、
 果てのない薄闇が与えられるだろう。

 門は、もうじき開けられるのだから・・・・・・
(92/08/30ARION これから生きる者達へ)





 古来、祈りは「意乗り」であり、心に音を乗せることであることは衆生の知るところであった。そして現代人は「意正神」(イマジン)が正神を意(おも)うことで想像することであり、創造することと知っている。この世界はすべて心に卍と逆卍を重ねた{「思い」によって成り立っている。なにごとも思わなければ実現しない。だれかが思ったことがひとつずつ実現してできあがったのが今の世界なのだ。それが旧き円環であった。わたしたちは愛を縦軸に夢を横軸にして回転してより良き世界を思い描き新たな円環を創造してゆかねばならない。
fumio

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )