monologue
夜明けに向けて
 



炎と水、そして風=「水(ミ)」→「火(カ)」→「タタラ・アタタラ」 

 宇宙の最初の元素は原子番号1の水素H。それが酸素Oと交わったとき、炎となり水H2Oが生まれた。
風は大気の移動のことなのでその成分は
地球上では窒素約8割、酸素約2割で構成する気体の体積比を細かくみると
窒素 N2  78.084%
酸素 O2  20.946%
アルゴンAr 0.930 %
二酸化炭素 CO2  0.034% となっている。
これが風神、ダイダラボッチの体なのである。

ダイダラボッチが天目一箇神(アメノマヒトツメノミコト)として祭られ蛇の形をした暴風神ということは台風は風が回転するエネルギーでその中心はひとつ目。
キュクロプス、英語読みサイクロプス(Cyclops)は
ギリシャ語「回る」の意の形容詞 cyclonicからきた大暴風(サイクロン)の語源のようだ。
どうもダイダラボッチあるいはキュクロプスとは風の回転エネルギーを神格化した呼び名であるらしい。
それでどちらもひとつ目なのだ。
空気、風はダイダラボッチの体ではあるが本体ではない。それはわたしたちを生かす宇宙意識として存在する。それだからわたしたちに上の式を解かせようとしているのだ。わたしたちを存続させるために。
fumio

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