Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

日本三百名山回顧№20、道南、渡島駒ヶ岳(2百名山)

2017年11月20日 | 三百名山回顧

 平成24年8月19日(日)      天気=晴れ

09:23赤井川六合目登山口→ 10:09~38馬の背(立入可能区域最高点)→ 10:59赤井川六合目登山口

 

 日頃のブログネタ不足解消の為始めた日本三百名山回顧だが、今だ20座目、これじゃ生きてる(と言うかボケない)内に終えるのか一寸不安になってきた。さて今回は函館の北に聳える眉目秀麗の山「渡島駒ヶ岳」です。

 平成24年の夏、前々日に大千軒岳を登り終え、昨日は渡島駒ヶ岳山麓の大沼国定公園を見物した。公園ビジターセンターの登山情報をチェックすると、現在火山活動の為山域一帯は立入禁止され唯一登山可能なのは赤井川コースの6合目から馬の背まで間のみ、その上時間制限もありAM9時からPM5時までしか入山できない。

 赤井川コース6合目登山口

 当日の朝、9時直後に林道ゲートを通過したが、赤井川コース6合目登山口の駐車場には既に20台以上の車が停まっていた。登山道入口には係員の人が駐在し、入山ノートに記帳させられる。そして下山した時も、係員に申告しなければならない。

 登山口から駒ヶ岳山頂

 登山口からは槍の穂先のような駒ヶ岳山頂部が望まれる。登山道は馬の背に向って直線状に岩コロと砂混じりの道で、富士山の道と感じが似ている。道は単調で容易だが、今日は陽射しが強烈で暑さに参る。連日登山の疲れもあってか妻も身体が重そうだ。

 馬の背への登山道

 それでも馬の背までは50分足らずで着いてしまった。馬の背の周囲にはロープが張られ、登山道が遮断されている。ロープを越えて山頂へ向かう人が誰か一人でも居れば、ビートたけしの「皆で渡れば怖くない。」理論で私も行くつもりだったが、監視員が眼を光らせてるせいか誰一人先を行く人はいない。

 馬の背から渡島駒ヶ岳

 馬の背から砂原岳方面

 山頂をバックに記念写真

 これじゃまるで「お触りキャバレーに入って、隣に座ったおネェーちゃんの膝にタッチしたら、「これ以上は触っちゃ駄目よ、ウッフン」と言われたようなもんだ。」納得できない。払った金返せ~と怒鳴りたいが、金は払って無いから文句も言えない。

 仕方ないので山頂部の剣ヶ峰をバックに写真を撮り、スゴスゴと登山口へ引返した。アッサリと午前中で渡島駒ヶ岳登山は終わり、車で山麓の日帰り温泉「チャップリン館」へ直行し、山の汗と埃を洗い流す。

 登山口へ下山(奥の湖は大沼国定公園)

 これで山頂を踏んだか?と言われれば残念ながら山頂へは行っていない。中には立入禁止のロープを潜り、山頂へ向かう人も多くいるようだが、単なる個人の趣味である登山で、条例や規則を侵してまで山に登るものではないと個人的に思う。こう見えても私はコンプライアンス(賢そうに思われるから、この言葉使ってみたかった。)精神が高いのだ。

 だから一応これで渡島駒ヶ岳は登頂したという事にさせてもらいます。もし何時か立入禁止の条例が解除されたら、高い旅費払って又北海道まで出掛けなきゃならない。だから条例が解除されない事を願うばかりです。

コメント
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