風竿の「人生の達人」烈伝

愛すべき友、仕事・趣味の磯釣り・ゴルフ・音楽、少しの読書などにまつわるあくまで「ヒト」に重点をおいたブログです

武雄高校同窓会65周年を祝う

2014年05月18日 22時46分16秒 | 風竿日記

5月18日日曜日、武雄センチュリーホテルで開催された武雄高校65周年式典に温泉deビートルズ音楽祭イベントが呼ばれました。

しかも武高のOBではない私達が・・・・・。前代未聞の出来事

この日誂えたバンド、「円応寺年金ファミリーバンド」のリーダー尾形は鹿島高校OB、ドラムの浦郷秀雄氏は有田工業高校。

ベースの岡政孝氏は嬉野高校、リードギターの中島氏は塩田工業高校のOBなんであります。

誰一人として武雄高校のOBが在籍しないバンドが、伝統ある武雄高校の同窓会に演奏をするなどという・・・そんな罰当たりのことをやってしまいました。

しかも多額の出演料まで頂戴してしまい、誠に恐縮、汗顔の極みでございました。

今年の幹事さんのご配慮で、武雄で頑張っている「温泉deビートルズ音楽祭」に白羽の矢が立ったのでありました。

市外・県外では認知度の高い音楽イベントではありましたが、これで市内でも少しは認められたのかなあと同慶の至りでございました。

場違いなステージでの演奏の裏には、色んな葛藤や人間模様があったのでございますが、まあ何とかやり終えて「ホッ!」としているところでございますだ。

「同じ羽根の鳥は同じ木に集まる」と申しますが、次回はそんな木の上で演奏させて頂きたいと思っております。

武雄高校OBの皆様、大変お世話になりました。有難うございました。


武雄フライデーナイトライブ

2014年05月18日 01時18分45秒 | 風竿日記

武雄は温泉の街

図書館の街

そして音楽の街

そんなことで街中でのライブが結構行われています。

温泉deビートルズ音楽祭はその代表格となるイベント

今年は9月13日から連続9日間の開催となりました。

今年から若い実行委員長さんがこのイベントを引っ張ってくれます。

 

そんな武雄の街の中で頑張っているライブカフェが「デイアジョン」

今度の金曜日5月23日はリッキー廣田さんの自身7回目となる武雄市でのライブが開催されます。

私達のバンドThe AppleBeatsもオープニングアクトを飾ることになっております、

どうぞおでかけ下さい。

5月23日金曜日午後7時半から武雄市川良セブンイレブン前ライブカフェ「デイアジョン」

 

チケットは3000円(要ワンドリンク)


苔の生えるまで

2014年05月16日 23時12分00秒 | 風竿日記

団塊の世代よりちょっとだけ後の年代なのだが、年金を頂けるのはまだまだ先の話

まだ3年も待たなければならないんである。

というお国の事情もあって、我が同級生は殆どが現役で頑張っている。

僕らが若い頃には4人で1人を支えた年金システムが、最近は国の財政を圧迫しているから、消費税を上げる、支給時期を遅らせるなどの対策を慌てて講じているのだ。

でも、そんなこと判っていた筈じゃないの・・・・。

場当たり的な、目先のことばかりに目をやる政治ばかりやってきたから、こんなことになるのよね。

延長雇用で残ったのはいいが、手取りが僅か12万しかなく、とても食えないのだとこぼす友人がしみじみと云った。

損な役回りの人生だと・・・・。

でもモノは考えようである。

仕事をしなけりゃ年金だけでは食えないから、逆にいいのかも知れないではないか。

仕事をしているとボケないし。日々の生活にもハリがあろうというもの。

脳に苔が生えるまで働かねばならない僕らは、昭和26年生まれ

まだまだ頑張らねばならない。

青春とは体の様相を云うのではなく、心の様相を云うのだ。

いつも前向きでプラス思考で生きている人は老いないのだと思う。

妻の実家の苔むした塀を眺めながら、まだまだ頑張らねばと思わされたある日のこと・・・・。


最近のライブ事情

2014年05月15日 23時59分59秒 | 風竿の音楽夜話

 いい歳をしてバンドなんぞ・・・・という声もあるかもしれないが、

70歳まではバンドをやりたいと思っているのである。

かのポール・マッカートニーが半年ぶりに日本にやってきたのだが、神とも崇める大先生は現在71歳

さすがに往年の魅惑の声は衰えてはいられるものの、パワーは健在

同じ人間として負けてなんぞいられぬのである。

そんな私が所属するバンドThe AppleBeatsの音源が、私達の強い味方である佐賀市の一ノ瀬さんのご尽力でYoutubeにアップして頂いている。

 田舎のじいさんバンドではあるが、もっと精進したいと、最近長年吸い続けて来た煙草をやめた。

少しでも声を維持したいという想いからの快挙である。


コーラスに重きを置いて頑張っているのだが、これが中々難しい。

ハモる日もあれば、全然ダメな日もあってアマチュアバンドさながらに

ムラがあるのだ。

一生懸命練習すれば、いつかは音楽の神様からステージで素晴らしいプレゼントを頂けるものと信じて頑張っているのだが、そんなに簡単なことではない。

特にビートルズは歌が難しいものだ。

多くのアマチュアバンドが奏でるビートルズを聴いて来たが、中々ちゃんとしたバンドはいないものだ。

勿論、僕らとて例外ではない。

 

いつも自分達の演奏を聴いて、がっかりと落ち込むのが常。

一瞬でも気を抜くと、アンサンブルもハーモニーも崩れてしまう。

月に一度くらいの練習では中々上手くはならぬものである。

 

 

まあ、下手な演奏だけれど、良かったら聴いてみて下さいませ。

 


今夜はいっぱい、いっぱい

2014年05月14日 23時59分24秒 | 風竿日記

今朝は5時に起きて、6時の約束で山内のお客様を乗せて、ハウステンボスゴルフクラブへ・・・・。

お客様のコンペと、40周年記念コンペとパーティへ出席するために

私のパーティは銀行組として、親和BKと西日本シティの支店長様方とラウンドさせて頂いた。

ゴルフが終る頃にはすっかり打ち解けて、お互いに協力しながら佐世保の発展のために頑張ろうということになった。

コンペとパーティには200名近くのお客様がハウステンボスのホテルオークラに集結していた。

パーティは終始和やかな雰囲気で進行していく

これも会長さまや社長様のご配慮によるもの・・・・。

アトラクションには中国の人間国宝といわれる変顔の名手が・・・・。

あまりに珍しかったので夢中になって写真を撮りまくった。

パーティは5時から始まり9時近くまで延々と繰り広げられた。

多士済々の中を必死に名刺を持ってご挨拶して回った私。

その後勧められるままに、12階のラウンジまでお付き合いすることに

体は悲鳴をあげていたが、滅多に無いチャンス

会長、社長、常務さん達と近くでお話できるいいチャンスなのだ。

おまけに金融機関の人間でまだ残っているのは私だけ

思えばいつもこんな調子でお客様の獲得に動いてきたものだ。

帰りの関係で、一滴も呑まずに早朝と夜10時までのお付き合い

もうきつくて、きつくて・・・・・。

今夜は泥のように眠るだけである。

 

 

 


愛犬の日

2014年05月13日 23時13分25秒 | 風竿日記

8月11日を山の日ということで、休日にしようという法案が準備されているのだが、これで6月は国民の休日がないのだという。

そこでペットの日を提案したい。

その日は一日中、心置きなくペットと遊んでやって頂戴・・・という日に

そんなことを思わされた一日であった。

我が家の愛犬レオン・マッカートニーが心臓弁膜症を患い、もう二年が経過しようとしている。

血管を広げて心臓の負担を減らす薬を毎日服用して命を長らえている状態なのだが、

心臓の弁がよく作動しないので、水が逆流して肺に溜まり、呼吸困難に陥るのである。

しばらくは小康状態が続いてくれていたが、今日またぞろ呼吸困難に陥ったと仕事中に家内が知らせてきた。

呼吸が荒くとても苦しがったらしいのだ。

利尿剤の薬を飲ませ、今は容態が落ち着いたというのだが・・・・。

仕事中まことに申し訳の無いことであるが、気が気ではない。

飛んで帰ろうにも、そんな訳にもいかず、終業を待って全速力で家に帰り着いた。

それでも1時間はかかる長距離である。

妻はピアノのレッスンの仕事があるので、やむを得ず愛犬レオンは、家に一人ぼっちで留守番しているのだという。

色んなことが頭をよぎるのだが、アクセルをふかして帰宅を急いだ。

帰り着くと靴を脱ぎ捨て「レオン!」と叫びながらリビングに駆け込む。

 

果たして彼はゲージの中で元気がない状態で寝ていた。

それでも私が帰ってくるや、きつくてたまらぬくせに、尻尾を振り歓迎の仕草をみせる。

食欲があるのが唯一の救いなんであるが、モノを云わぬ分、可哀想な気持ちが膨らむ。

その昔、子供が夜中に熱を出した時背中におぶって町医者に駆け込んだことがあったが、丁度そんな気分。

人間も犬も何も変らないんである。

こんな状態だから、いつ突然の別れが訪れるかも知れない。

覚悟だけはしておかねばなるまい。

明日は大事なお取引先さまの創立40周年のコンペとパーティに行かねばならない。

とりあえず明日は高尾動物病手院へ家内に連れて行って貰おう。

こんな時に嫁さんの有難さが身に沁みる。

 

 

 

 

 


蕎麦屋にて

2014年05月11日 23時20分24秒 | 風竿日記

武雄市東川登町は西九州自動車道路のインターがあるので、毎朝の通勤道路なんであるが・・・・。

その途中に十割蕎麦の看板があったので、蕎麦に目が無い私はいつか休みに妻を誘って行ってみようと心に決めていた。

この建物は安政年間に建てられたという佐賀県の文化財に認定された古い民家なんである。

泥壁に漆喰の昔の日本の家屋

蕎麦もさることながら、建物がそのまま博物館のようなもので、とても興味深い。

このお店は十割蕎麦に拘っておられ、注文してから少しばかり時間がかかるので、待てないお方はまた次の機会にどうぞという但し書きがメニューに書いてあった。

そこまで拘るのなら、意地でも食べて帰らねばと思わされる。

案の定・・・・1時間ほど待つこと久しであった。

不思議なことに待っていると余計にお腹が減ってくる。

隣の家族連れの席から、

「こりゃー旨い。待っただけの甲斐があったね・・・。」

と感嘆の声が挙がると、私のお腹は期待と空腹とでグーグーと唸りをあげる始末であった。

仕事柄すぐにリサーチするのが私の悪い癖

ご主人は神戸のご出身なのだが、北部九州の魚の旨さに釣られてこちらに住み着いたのだそうな。

蕎麦に魅入られて十割蕎麦に命を賭けておられる拘りよう。

今は佐世保から通っておられるそうで、私と反対の通勤事情ということもあり、とても親しみが湧いた。

で、ご自慢の十割蕎麦は・・・・・・。

これが悪魔的な旨さなんである。

一度食べたらフアンになってしまう美味しさ。

掛け値なしに旨いの一言。

ということで・・・風竿オススメの蕎麦屋さんであります。

屋号は下の写真をお確かめ下さい。

玄関から入るとご主人が手打ちされている工房があります。

営業時間は10時から16時まで

金曜日はお休みだとか・・・・。

土日は混み合うので予約が出来ないそうです。

また嫁さんと「一緒に行こうね。」と誓い合ったほどの麗しの蕎麦屋さん

皆さんも是非食べてみて下さい。

 


ジョンとポールと慎吾

2014年05月09日 23時45分09秒 | 風竿日記

高校生の時に、たった鉛筆1本だけで描きあげたというジョンの絵

どれだけジョンのことが好きだったのか・・・・。

この一枚の絵をみれば判ろうというもの。

この世にジョン・レノンなかりせば

ポール・マッカートニーもなかっただろう。

そして彼もまた、音楽を生業とする会社を立ち上げなかったかも知れない。

    

二人は魅かれあう魂のごとくに出会い

多くの楽曲を競作した。いやあんまり忙しかったので一緒に演奏しながら作った曲も多く、その意味では初期においては共作といえるのかも知れないのだが・・・・。

前述の鉛筆画の作者は、今、天国でジョンとセッションしているのだろうと思う。

ジョンの絵は、その想いが通じるような見事な力作であった。

人は死してもなお、魂は残るという輪廻転生の仏の教えを思わずにはいれないほどの、福岡は名島の亀山邸での作者との出会い。

叶わぬことではあるが、せめてご生前に一度お会いしたかったものだ。

音楽という、神が与えたもうやすらぎの世界をこの作者と共有したかったものだ。

彼は「温泉deビートルズ音楽祭」をどう思っただろう。

一番好きなジョンの曲は?

この曲のコードは?

彼の家を辞するときに、鐘を鳴らして、しずかにお祈りをした。

会った事もなかったけれど、不思議とどこかで繋がっているような気がしてならなかった。

改めて彼の、亀山慎吾さんのご冥福を祈らずにはおれない。

彼のことを知る「よすが」として、残っているのはYoutubeが一つ

彼の唄ったトラックにかっての仲間が音を重ねたのだという。


なかなかいい出来栄えのコーラスワークである。

私のバンドでも古いレパートリーのこの曲。

今度やる時は彼のことを想いながら演奏しようと思う、

 

 


博多

2014年05月09日 00時58分54秒 | 風竿日記

博多で暮らしたのは18歳から21歳までの約4年間

主には田島というところに住んでいたが、

「なかの」という香椎公団の親戚の家に居候していたこともあった。

だから東区の地名はとても懐かしい。

名島、千早、などは特に想い出が深い場所である。

そんな懐かしい場所に、そのすごい友人は住んでいた。

河畔公園の中の瀟洒な建物で、ビートルズのミュージアムと音楽スタジオが二つ

ピアノは各部屋にあるというさすがにピアニストらしい家

河を見下ろす大きなウッドデッキでメンバーと写真に収まった。

若い勇希君から言わせれば、新しいCDアルバムのための写真なのだそうだ。

 アルバム作ってみたいもんだね。

さてさて、写真でもお判りだと思うが、こんな素敵な音楽空間、そこにアップルビーツの面々もお世話になったのであった。

忙しかった連休の中の「ホッ」となったヒトコマ

短い時間だったけれど、心からくつろいだKAMEYAMA HOUSE

博多は、昔から思っていたけど、やはりいい街である。

音楽文化的にも、理解と造詣が深い。

日本のリバプールといわれるだけのことは確かにある。

最近、音楽活動の拠点は、自ずと福岡に比重が重くなった。

若い頃博多で暮らし音を奏でた、齢を重ねてまた博多で・・・・。

人生は繰り返すものであろうか・・・・。

 


云いたいこと

2014年05月07日 23時12分12秒 | 風竿日記

そもそも問題の無い組織なんてあり得ないのだから、問題意識と改善意欲があるのなら、何でも云いたいことは云っておいで・・・・。

大いに議論しよう。薪は下からしか燃えないもんね。

そう職員の皆さんには伝えてきた。

経営参画意識に目覚めさせた方が、優れた人材を養成する近道なのだ。

しかし、上級管理者は逆に云いたいことが云えないことが多いものだ。

それは、私にも云いたいことは山ほどある。

しかし、グッと呑み込んできたことが一杯あるのだ。

それを云うと組織が成り立たなくなるから、男は誰もがグッと呑み込んでいるものだ。

何度も胃を潰瘍でズタズタにしながらも、グッと堪えてきたサラリーマン人生も終盤。

65歳と定められた役員定年までには、まだしばらくはあるものの・・・・、

と思ってきたが。

とうに旬は過ぎているし、「そろそろ潮時かなあ・・・。」とも思わされている。

終るときはすべからく感謝で終らなければいかん。

しかし、後のことも心配ではある。

何せ40年以上お世話になってきた職場であるからして、自分の家のようなものなのだからね。

深い海の底に沈んでいる貝のように深い想いがあるのだ。

 

あんなに春を謳歌していたツツジも、見事に散ってしまった。

「散り際の美学」なんてものが仕事人にもありやなしや・・・・。

さてどう散るべきか・・・・。

分水嶺に立っている私。