風竿の「人生の達人」烈伝

愛すべき友、仕事・趣味の磯釣り・ゴルフ・音楽、少しの読書などにまつわるあくまで「ヒト」に重点をおいたブログです

云いたいこと

2014年05月07日 23時12分12秒 | 風竿日記

そもそも問題の無い組織なんてあり得ないのだから、問題意識と改善意欲があるのなら、何でも云いたいことは云っておいで・・・・。

大いに議論しよう。薪は下からしか燃えないもんね。

そう職員の皆さんには伝えてきた。

経営参画意識に目覚めさせた方が、優れた人材を養成する近道なのだ。

しかし、上級管理者は逆に云いたいことが云えないことが多いものだ。

それは、私にも云いたいことは山ほどある。

しかし、グッと呑み込んできたことが一杯あるのだ。

それを云うと組織が成り立たなくなるから、男は誰もがグッと呑み込んでいるものだ。

何度も胃を潰瘍でズタズタにしながらも、グッと堪えてきたサラリーマン人生も終盤。

65歳と定められた役員定年までには、まだしばらくはあるものの・・・・、

と思ってきたが。

とうに旬は過ぎているし、「そろそろ潮時かなあ・・・。」とも思わされている。

終るときはすべからく感謝で終らなければいかん。

しかし、後のことも心配ではある。

何せ40年以上お世話になってきた職場であるからして、自分の家のようなものなのだからね。

深い海の底に沈んでいる貝のように深い想いがあるのだ。

 

あんなに春を謳歌していたツツジも、見事に散ってしまった。

「散り際の美学」なんてものが仕事人にもありやなしや・・・・。

さてどう散るべきか・・・・。

分水嶺に立っている私。

 

 

 


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2 コメント

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同じく・・・・・ (maekawa)
2014-05-09 01:21:39
小さなNPOですが、私も同じ心境です。

「怒りは出さずぐっと飲み込む」
「そろそろ潮時かな~」
「散り際の美学」
・・・・・・・・風竿さんのような凄い方が
そう思われていることを知り、なんだかほっとしました。
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生きていくこと (前川先生)
2014-05-11 10:33:14
人間は一人で生きられないので、社会的な存在であり続けねばならない宿命と、不条理との或る種の諦観、生きることは難しいですね。歳をとっても凡夫の情けない私ですU+2757U+FE0F
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