レオンとは云わずと知れた我が家の愛犬のファーストネームである。
ところが彼はフルネームで呼ぶとレオン・マッカートニーというのが正式な名前なのである。
7月14日で満12歳を迎えるので人間でいうと、もう60歳くらいなのだろうか。
このところ歳の所為か、寝ていることが多い。
雑種の飼い主と違い、血統書付きのミニチュアダックスフンドのオス犬
体は見ての通り小さいのだが、吼える声はとても大きく、我が家の玄関には、「猛犬注意」と貼り付けてあるので、
事実人が訪れると、「ワンワンワン・・・」と激しく吼えまくるので、大抵の人はビビッてしまうらしいのだ。
その意味ではちゃんと番犬の役目は果たしてくれているんである。
ところで、毎年のことであるが、今年もクールビズの季節が到来して、かのレオン君もサマーカットの身づくろいをすることになった。
長かった体毛を短くカットし、尻尾はライオンスタイルにして、すっかり夏支度が整った。
これがなかなかお似合いなんである。
大体において・・・・親ばかではあろうが、実は我が家の愛犬は頭がいいんである。
私の気持ちは大概判ってくれているし、話すことも大体は理解してる。
第一ご主人様の座は何とか守ってきたが、このところその座を嫁さんに奪われそうな感じなんである。
まあ、それだけ嫁さんから可愛がられているということでもある。
犬・・・というより家族同然なのだが、私達の生活の中心にちゃんと収まっていて、私達は随分と癒されているのが事実そのまま。
「犬ありて人生亦、楽しからずや」なんである。
一時期は心臓弁膜症で呼吸困難に陥り、彼の死を覚悟した時もあったのだが、最近は毎月の投薬治療で命を繋いでいる状態なのだ。
あと何年レオンと一緒に人生を共有できるか・・・・神のみぞ知るであるが、彼との時間も大切にしていかねばと思わされている。