仕事柄とはいえ、色んなジャンルの人と接することが多い。
そして、なんとなくウマが合うお方たちと自然に友人としてのお付き合いが始まる。
そんな幾年月を積み重ねてきたのであるが、
いつしか、両手に抱えきれないほどの人脈を授かった。
そんな貴重な友達をくっつけ合うのも仕事というより、人間として愉しいものである。
今日もある友人から感謝の電話が携帯に入った。
土地の処分の相談を受け、これまた友人の開業医に繋いでいたのだ。
「今日その取引がすべて終わったから、ありがとう。」
という電話であった。
「今度居酒屋で一杯奢るから、日程を云ってよ・・・。」
という副賞つき。
また一緒に会って呑めるのが嬉しいんである。
こうやって人のお役に立てる仕事というのも実に嬉しい。
信用金庫って、気取らず飾らず、洗いざらしのジーンズのような、
履き古したスニーカーのような存在なんである。
またそうありたいと常々思っている。
気軽に、相談できるということ。
あいつに頼めば何とかしてくれると思っていただくこと。
これが嬉しい、これが愉しい。
ビジネスマッチングもそう・・・・。
人と人とを繋いで、パワーが掛け算で膨らんでいくご縁を演出する。
ヒューマン・リレーションシップ・コーディネーターこれが私の仕事。
勿論、相性も事前によくよく考えてご紹介するのだが、
先日も佐世保の支店長会議でご講演を頂いた社長さんから・・・・
「ひぜしんの紹介で知り合った、たび寅さんにとても助けられている。」
とお褒めの言葉を頂戴した。
街に笑顔の花咲かせましょう
が、わが信用金庫のキャッチフレーズなのだが、
そのことを実践していくと、やがて自分も笑顔になるんである。
そんな嬉しい電話であった。
なんか「ほっこり」した。
いいご縁にして下さったご両名さまに、こちらこその感謝である。
初めは小さくともよいから、何でも大切に育てていけば、
やかで芽が出る。花が咲く。
いいことばかりではないけれど、人に支えられて生きているのだから
吐く息はいつも感謝でありたいものだ。