早くも市内の旅館に
「温泉deビートルズ音楽祭に合わせて武雄に泊まりたいけれど・・・今年のスケジュールはどうなっているのでしょうか・・・?」
という問い合わせがあったのだという。
このイベントも三年目となる今年は、全国的にイベントのブランドイメージは定着の方向性が顕在化しているのだが、
一部に協力状態に温度差があったり、市の予算は半分に減額されるなど(それでも充分にありがたいのだが・・・)
私達実行委員会の説明不足が原因と思える事態が表面化するなど、
反省すべきことも色々とあるように思う。またあって当然ではあろう。
あれだけの9日間にわたるイベントを支えているのは、実行委員長以下わずか数名のスタッフなのだ。
でもそれでも、我々実行委員会は黙って耐えて、コツコツとやっていくしかないんである。
先日、佐賀西高校の6回卒業生の還暦祝賀同窓会では、
わが地元のホストバンドThe AppleBeatsは
「出前deビートルズ」という主旨に基づいてボランティア出演を果たし、百名ほどの皆様に大いに喜んで頂いた。
それを喜んで頂いたのは、ほかならぬ春慶屋のSさん
武雄温泉駅にお出迎えにお越しになっていた折にバッタリ会うと、
「こんな素晴らしいことをやっておられたのですね・・・。」
「今年はもっと積極的に応援しますよ・・・・。」
嬉しい言葉を頂戴したんである。
5月の五月晴れのようにスカッとした激励の言葉が胸に染みた。
それも日々の地道な努力から生まれるもの。
温泉deビートルズ音楽祭の宣伝隊を自負している、我が地元ホストバンド「The AppleBeats」であるが、
これまで宣伝ライブを市内では勿論のこと、博多、大分市、佐賀市、佐世保市などでやってきた。
すべて手弁当であるが、その成果もその土地その土地でのコミュニケーションの中で、着実にビートルズを通じての輪が広がってきている。
武雄温泉とビートルズが同義的に認識され始めたら、それはしめたものなんである。
団塊の世代はビートルズ世代だといったのは朝日新聞であるが、暇と時間と資金的余裕を持て余すリタイア組は、挙って温泉が大好き。
でも個の時代の旗手を務めた彼らは、ただの温泉ではなく、こだわりのサムシングを秘めた温泉に出かけてくれる筈なのだ。
この仮説に基づいて展開してきた町おこしイベントなのだが、全国から40バンドがエントリーする全国的にも稀な音楽イベントに成長してきた。
ただ毎年スタッフ不足にヒーヒー言いながら、実行委員長と数名の同志で、耐えに耐えながらやってきた。
日曜日、母の日の今日は佐世保市のCLUB GINZAで夜の8時からビートルズ・ライブに出演
来週の土曜日18日は伊万里とんがりぼうしでビートルズナイトライブ
25日土曜日は、「温泉保養村ほたるまつりコンサート」でのライブ
8日土曜日は、博多キャバーンクラブでのライブ
ちょっと音楽活動が忙しくなってきたけれど、いつも温泉deビートルズ音楽祭の、ひいては武雄温泉の宣伝と思い活動しているんである。
「まあ、好きでやってるんだろう・・・。」といわれようと何と思われようと、歩きだしたのだから、頑張ってゴールを目指すのみである。