風竿の「人生の達人」烈伝

愛すべき友、仕事・趣味の磯釣り・ゴルフ・音楽、少しの読書などにまつわるあくまで「ヒト」に重点をおいたブログです

ハマナスの花が咲いていたよ

2013年05月10日 06時39分16秒 | 風竿日記

平戸・生月の旅は、天候にも恵まれて、

私のささやかな人生にとっても実に思い出深い、ちょっとステキな旅になりました。

海辺に咲く花を愛でたり

海に沈む夕陽を眺めたり

旧友としこたまお酒を呑んだり

自然と人との間で、それはそれは、愉しく、嬉しく、心から笑った旅でありました。

そのことを先日ブログにしたためたところ・・・・・

正体不明の花の正体が、あるお方のコメントで白日の下へ

この花・・・・・・あの知床旅情に歌われたハマナスなんでありましたよ森繁さん・・・・。

実はそうではないか・・・と秘かに思っていたんですが・・・・。

北の最果ての海に咲く花が、広く日本中に分布するなんて・・・・

意外でしたね。

だいたいは日本の北の海辺に咲く花で、九州には咲かないと勝手に思い込んでいた。

たしか鳥取県が北限だと聞いたこともあったが、まさか長崎県の西の果てに咲いているとは・・・・

だとすれば、私は植物学者の足がヘナヘナと座り込むほどの大発見をしたことになるんである。

まあ幾種類か品種があるらしいのだが、白いハマナスは貴重らしい・・・・。

 

バラ科の植物で、海辺の砂地に自生するとされる。なるほど野いばらから派生した品種らしい。

ハマナスの花言葉は、「老いらくの恋」

何とも「いみしん」な花ではないか・・・。

それでは、そのハマナスが登場する名曲を・・・・

昭和35年にかの森繁久弥さんが作詞作曲して自分で歌った

彼は日本のシンガーソングライターの草分けなんである。

私の友人池田勝輔が、かって伊万里で一粒園という、健常児も障害児も一緒に保育するという当時画期的な尊い仕事をしていたのだが、

保育行政は同時保育を認めておらず、市の助成金も受けられずに資金難で困っていた時、どこから聞きつけたのか、森繁さんがこれで何かの役に立ててくれと、ポンと50万円くれたことがあったなあ・・・。

私も多少は音楽を志すものとして、歌を唄うのだが、こんな味は到底だせっこない。


ハマナスの啓示を与えて頂いた神奈川の「スナフキン」さま、「さがのひと」さまありがとうございました。

コメントのお返事に代えてこのブログをお二人に捧げます。