21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

新発売!紅茶オレ

2006年01月20日 21時21分36秒 | Weblog
 「清涼飲料水販売店にもの申す。どうして、ミックスフルーツ・オレ、イチゴ・オレ、バナナ・オレ、カフェ・オレ、抹茶・オレがあって、紅茶・オレがないんだ。」と誰かに言って欲しい今日この頃。もうあるのかな?紅茶オレ
 とりあえず、「ミルクティー」と「紅茶・オレ」ってどんな違いが出て来るんだろう? 少なくとも商品名として「紅茶オレ」はおいしそうじゃない。もし、どっかが本当に発売したとしても、あまり売れないだろうね。

 「新発売、紅茶・オレ』いつになるかな??

女性初の大統領

2006年01月20日 21時12分27秒 | Weblog
 アフリカ初のリベリア共和国女性大統領サーリーフ、南アメリカ初のチリ共和国女性大統領ミシェル・パチェレ。このジェンダーフリーの時代に女性初の大統領だ、何て騒いでいると何か言われるかもしれないけど、やっぱ女性初の国連事務総長/アメリカ合衆国大統領/日本首相/中国の国家主席は誰になるかな?ってのは気になったりする。
 国力が強い国ってのは、なかなか制度を変えようとしない。例としては、幕末に長州藩が身分をとわない奇兵隊を持ったり、藩外の海援隊に助けてもらったりしていたのに、徳川幕府があくまで武士中心の軍隊を持ってた。ってことかな。あと、弱かった織田信長がいち早く鉄砲に目をつけたり、アメリカ海軍が海兵隊を持ったのもある。アメリカと言えば、一番最初に共和国を始めたのもあの元植民地だ。
 となると今の所、日本首相や米国大統領より、女性初の中華人民共和国の総書記が誕生する方が先になりそうだ。チリやリベリヤと似た経済の発展途上国には、中国が一番近いだろう。改革加速の旗印みたいにドーンと何か起きるかも。
 でも逆に、イギリスの例を見てみると「女性リーダーは経済の停滞期に生まれる」と言え無くもなくも無い。。。これには、アフリカ/南アフリカの現状も当てはまる。そうなると、日本の首相に女性がなる可能性もあった。今は株高で社会的閉塞感が少し薄れているけど、この株高がまたバブル化して破裂すると、日本にも女性首相誕生の機運が出てくるだろう。 (初じゃないけど)女性天皇が誕生するのは、今制度改正があったとしてもまだ60年はかかるだろうし。。。
 一方で候補者を名指しするのは、合衆国大統領が一番楽。あそこには、共和党の大統領候補としてコンドリーザ・ライスがいるし、民主党の大統領候補としてヒラリー・クリントンがいる。  あとは、アメリカ経済が疲弊してくれれば、、、今のとこアメリカ経済の問題点は、住宅バブルと財政赤字だけだけど、両方ともアメリア経済の巨大さから比べれば何て事もない問題だ。今んとこ「アメリカ経済の破綻~世界恐慌~女性初の国連事務総長誕生」のシナリオは起きそうにない。良かった、良かった。世界恐慌は、起きて欲しく無い。
 アメリカは女性大統領が生まれる可能性として「キリスト教徒」が多い利点がある。何故か知らんが、キリスト教徒は女性をあがめたがる。(一方:日本人男性は「女好き」として有名) 聖母にマリアがいるし、「魔女刈り」は気候変動が原因の凶作の時にヨーロッパ中に広まった。私は日本の盛岡藩で、やませによる凶作の時に「魔女刈り」が起きた何て話は聞いた事がない。まぁ「キリスト教徒」がと言うよりは「一神教徒」が、と言う事も出来るかもしれんが。

 女性国連事務総長は、どうなることやら? あそこは一人当たりの任期が長く交代が少ないから、そう簡単にはいかんでしょ。世界各国のパワーゲームの問題もあるし。今んとこ、オセアニア地域(主にニュージーランド/オーストラリア?)出身の有能な女性国連職員でもいれば、アナンさんの次ぐらいにデ~ンと登場しそうな気がするけどね。やっぱり、世界戦争/恐慌の危機で、社会が不安じゃないと駄目かね。中華人民共和国主席と国連事務総長は僕の知識じゃ予想がつかんね。

 ちなみに、女性リーダーの旦那さんはだいたい主夫なのかね。権力の乱用や警護の問題があるから、普通の職業には残れんでしょ。
はい、すみません。今後は、ジェンダーフリーの原則に従って男女の性別にこだわらず、有能な人がリーダーになる時代が来るはずです。
 特にこれからは、性別を人の能力を測る時の判断材料にしている国や企業は、加速する世界競争野中は生き残れんでしょ。それが、今回の南アメリカ/アフリカの選挙に反映されたんだと思う。

水は儲かるのか?

2006年01月20日 16時30分21秒 | Weblog
 最近はボトル詰めされた水が売られているのも、もう当たり前だ。最近では差は縮まってきたが、まだガソリンに比べると1リットル当たりの水の値段は高い。水の販売に、「地層調査~ボーリング~パイプラインの建設~タンカーでの輸送(地球半周分)~販売所(ガソリンスタンド)での安全体制の整備~危機管理のための社員教育」間で必要になる事はないだろうから、「水」は結構儲かってるんじゃないかと思う。 
 美容の為の海外(フランスとかスイスとかヨーロッパ系?)産の水は、現地で組んで来るだけにも関わらず、結構、値が張る。私は、原価がいくらかも効用があるのかも知らんが、儲かってそうな気がする。
 まぁでも、日本でも水を「湯水のように使う」わけは行かなくなってる。とりあえず、「水道料金」ってものがある。一説には東京で「人間らしい」生活をする為には150万円近く1年に必要らしいが、水費もそのうちに含まれていると思う。 市場原理で「綺麗な水」は供給量が減るに従って、値段が上がって行くのだろう。何てたって、北アフリカ・中東・中央アジアには、「湯水のように使える」水は無い。だいたい井戸を掘ったり、地下水路で遠距離を運んできたりしている。それを考ええると、日本の状況もかなりそこに似てきた。上水道の水は水道管(地下水路パイプライン?)で各家庭まで運ばれてきている。砂漠で水の供給の活動しているNGOは、住民が管理組合を作る支援もした上で、掘った井戸や通した水道管(パイプライン?)の維持管理費を使用者に請求して、水の大切さが分かるようにしているらしいけど、そこも日本国内と一緒だ。

 そこを思うとちょっと想像してみたくなる事がある。それは、各市町村にある水道局の(統廃合を含めた)民営化だ。別に国内での彼らの活動がどうなるかは気にしないで欲しい。何てたって、JT・日本煙草は、収益の大半を輸出で稼ぎだすようになってきたし、JRも海外への技術提供(何で海外に直接進出しないのかが疑問だけど)もあって、郵便局の世界金融機関/運送業者化も想像が難しくない。えっ、NTTの世界通信業者化??? そんなの知らん。 、、、でも、日本道路公団の世界進出に比べればまだ想像できるかも。通行量にあんな高い金をとる会社の道路は、日本以外の国にあったら誰も通らん。奴らの造る新しい道路を通る奴がいるとしたら、貧乏人を馬鹿にしながら日々の渋滞の迷惑に腹を立てている上海かどっかの金持ちぐらいだ。道路もあんな通行量が高いやつは、発展途上国でもインフラをしての機能が弱すぎる。ここで断言してやる。日本道路公団が海外進出を始めるとしたら、彼らはODA予算管理者と癒着してる。(笑) もし、農林水産省や国土交通省が民営化/海外進出をするとしても、背景は似たようなもになるかも。
 そんなこんなで、日本の水道の海外進出の利益はどうなるかを考えるはずだった今回は、、、、、話を元に戻します。
 発展途上国に、民営化した水道会社が入り込むとすると結構面白い事になりそう。日本の外交力(中身は経済力?)を背景に、(石油・天然ガスみたいに)国境を越えて、パイプラインで水源地帯から水を運び込む事も出来るだろうし、株式を発行した資本(日本の水道事業を独占している企業の時価総額って幾らになるんだろう?)で、ダムを造るとしたら結構でかいのも造れる。それこそ世界地図に載るような。そっからパイプライン(河川に比べて水の蒸発が無いのが良い)が伸びれば、世界の水不足問題も解決するだろう。あと、ダム自体を洪水の多発地帯に作れば、水の単価を下げれる上に、洪水地帯からの避難(立退)費を住民に払えるようになる。(響きは良い様な悪いような?)
 お~、これは地球温暖化で多雨地帯を乾燥地帯の差別化が進むと言われている問題の良い解決方法だ。

海外出身者の参政権??

2006年01月18日 06時11分52秒 | Weblog
 外国人に「選挙権」を与えるのに、私は抵抗がある。「投票権を持つ人が増えると、日本国民の一票の価値が低くなる。」何て言うと、ちょっと道理が通ってるかな?って気もするけど、日本人口自体が増え続けてきたわけだから、説得力は無い。。。要は、感情的にちょっと「嫌」なのである。
 しかしその逆には、大賛成。私は、地球上の全ての人に日本での「被選挙権」を与えるべきだと思う。これは別に、トム・ハンクスに地元の村長になって欲しいわけでも、コリン・パウエルに日本の外務大臣になって欲しいからでもない。そんでもって、シュワちゃんには、ちょっと日本の首相になってもらいたくない。まぁ、私が被選挙権の拡大を唱えるのは純粋に、選挙権を持つ人達はもっと幅広い選択肢を持つべきだからである。永住権を持つ人に選挙権を与えるかどうかなその後でいい。
 とりあえず、日本人政治家の利権を破壊して、日本人に世界中の有能な人材を「公僕」する権利を認めるのが、先決である。単純な政治・経済学の範囲だけとっても、日本の政治家より優秀な人は世界中にたくさんいる。(当たり前か、、、)その上、日本研究をしている研究機関には、独自の視点で、日本人は気づかない日本の問題点をなかなか良く指摘している所もある。しかし、それが国内の政治に繁栄される事はあまり無い。
 アメリカから意見書が出ていて、日本政府はそれに従っている。アメリカの内戦干渉。なんて意見をこの前見た。まぁでも、アメリカ人は公約を掲げて衆参議員選挙に出れないんだから、仕方ない。日本にやってもらいたい事があるのなら、日本政府に頼むしかない。もし彼らが選挙に出れるのなら、国民が直接その政策の可否を選ぶ事が出来る。

う~ん、結論を言ってしまえば、日本人政治家は、彼らのライバルを減らし自分たちの利権を守る為に、日本国民の権利を制約し過ぎである。そんな感じ。

クローン人間は、、、、

2006年01月17日 12時46分47秒 | Weblog
 某大学の某教授が、人クローンES細胞を偽造したって???
真実は知らんが、ちょっと面白い考えを思いついた。
 二、三百年前に、ある生物学者が百本の瓶に水を入れて、煮沸した上で栓をして、長期間放置して、生物が「何も無い所から」は発生しない事を証明した。(まぁ、たぶんその後多くの研究者が追試をやってるだろうけど)
 今回、某教授達は千二百個近い数の卵子を使って、二個の(それもほんとは無かったかもしれない)ES細胞を作った。。。。どうせなら、その研究の結論を「クローン誕生」から「人間のクローンは技術的に不可能だ」にでもすれば良かったのに。。。。と思ったよ。さっき。そうなれば、各教右派の人達は大喜びだね。
 キリスト教右派の人達から韓国が払った研究費よりも多くの寄付金がもらえたかもしれない。。。。

真実は分からん。歴史は変わらん。

ダーウィンの進化論

2006年01月17日 12時21分23秒 | Weblog
 たまに、ダーウィンがした事とダビンチがした事がごっちゃになる事がある。でも、そんな事はどうでもいい。 とりあえず、最近はダーウィン進化論を否定して、進化に神様が参加したように見せるのが流行ってきたらしい。各国右派が中心で、熱狂的なキリスト教徒だけでなく、日本の天皇崇拝者にもそんなのが出てきていて、どっちも「世界に神様は一人しかいない」とか考えつつ、相手と同じ事を言っているのが面白い。インテリジェント・デザイン(ID)とか言われているが、新しい進化論を展開している様に見えて、実際にはダーウィン進化論の批判しかしてない。
 それもそのはず、彼らの主張には無理がある。一方で、「ダーウィン進化論」は決して正しくない。一応全ての進化論はダーウィン進化論をもとに発展してきたらしいが、「ウィルス進化説」「量子進化説」なんて範囲の本を手に取ってみると、もうダーウィンなんていてもいなくても関係ないって気がする。なんてたっても、ダーウィンも神様が生きていた時代に育った世代だ。彼の進化論には十分に神様の影響が感じ取れる。例えば、「自然淘汰」だ。自然淘汰、何か響きが「誰かが選んでる」って感じがする。別に自然界では、環境の変化に適応したものが生き残るわけじゃない。ちょっと複雑な言い方になるが、環境の変化に不適応で無かった生物だけが、「死なない」のだ。変竹林な例えで言うと「適者生存テスト(入試)で、100点を取った生き物だけが生き残れるのでは無くて、0点を取らなかった生き物は全部が生存できる」と言うことだ。ちょっと今までイメージしていた進化論と違うか。。。。
 この二つは、生物学者にとっては同じかもしれないが、宗教学者にとっては大きな違いだろう。前者は主に一神教(キリスト教等)に受ける考え方で、後者は多神教(仏教?)に受ける。要は最先端科学は宗教の影響を受けないが、小中学校の授業程度なら、常にどこかの教義に左右されていると言うことだ。。。。

 進化を考える時は、もっとの簡単な形をしている生態系を例にとると分かりやすいかも。例えば、バクテリアだ。あいつは結構どこにでもすんでる。そしてかなり簡単な構造をしているから、すぐに進化(突然変異)が起こる。そのときちょくちょく起きるのは、「環境に適応していない進化」だ。つまり遺伝子の変化で、「死なない」ようにはなったけど、「増殖できる」ほど環境に適応していない。まぁ、彼らは増殖できるように環境が変わるまで(死ぬ事が無ければ)冬眠しているわけだ。

「学力低下」ってもう流行遅れの言葉ですか?

2006年01月16日 19時49分47秒 | Weblog

 日本人の学力が低いって、それは分かってる。でも別に私は、最近日本の学力が下がってきた。って考えているわけじゃない。日本人の学力はもともとそんなに高くなかった。それは、日本の国会議員を見れば分かる。あんなのが国の代表になってるのに、国民の学力が高いわけが無い。能力も無いのに威張ってる奴と、そんなのを支援している人、選挙で投票した有権者、みんな馬鹿だ。その上、妙竹林な大したこともやってない「偉人」が多い。そのほとんどは、ただの一般市民を一緒でしょ。「相対評価」で見れば、日本の学力が世界一の時もあったかもしれないが、「絶対評価」ならずっと落第点以下だ。 もっとみんな勉強した方が良い。
 じゃあ、どうしたら学力が上げれるのかって言うと、社会に出て行く前の子供達への教育制度を拡充するのが、便利で安上がりだ。まず基本義務教育期間をもう二年延ばした上で、学習内容の削減をして、飛び級制度を設ける。そして、休日/放課後には社会/生徒に対して校舎/校庭を開放する。。。。。。。。基礎教育~高等/専門教育、学校/教師/社会の必要な能力まで、今書くのはちょっと面倒くさいから、これはまた今度時間があったときにでも。
 今んとこ、私はちょっと、無料新聞/雑誌/本(<オンライン>フリーペーパーズ)を利用した、教育システムが面白そうだと思ってるんだけどな。これなら、もう既に社会に出て、それぞれの生活習慣を持っている人を勉強に巻き込むのも楽だ。もしかしたら、日本なんかでやるよりも発展途上国でやってみた方が、実効性が高いかも。。。。まぁ、そのうちそのうち。

 夏目漱石も百年以上前に、学生の学力低下を嘆いていたみたいだし、「学力低下」って言うのは結構長持ちする流行語らしい。まぁ、今の日本を見る限り彼は、嘆いただけで何の対策も実現化できなかったみたいだし、そんなに大したこと無い人なのかも。でもとりあえず、「夏目漱石」の業績を今から振り返ってみると、、、、あの人が自分の周りの人を「馬鹿」だと思った理由は、夏目漱石自身が「偉すぎた」のが原因かもしれない。何てったって、あの当時を生きていた人のなかで、現代の日本人に名前を知られているのは、そんなに多くない。

奇帝類と偶帝類、どっちが強い。

2006年01月16日 13時01分23秒 | Weblog

 ちょっと周りの牧場(無いけど)を見渡してみると、牛とか羊ばっかで、奇帝類と言えば馬ぐらいしかいない。後は牧舎のなかに豚さんがいることぐらいだ。
 宗教的にも、奇帝類は偶帝類に比べて差別されている。一般的に有名なのはヒンドゥー教で食べられない「牛」さんと、イスラム教で食べられない「豚」さんだ。この二つには、理由に大きな違いがある。ヒンドゥー教で牛を食べるのを禁じているのは、牛が耕作/農耕に役立つ動物で、人の労働を助けてくれるからだ。牛はまさに神様だね。だけど、豚さんはそうじゃない。豚さん達は、環境の変化に弱く(羊に比べると)、遊牧に適さない。まさに、自分たちの家畜から牧草を摂るだけ盗って、何の役にも立たない悪魔だ。(I love pigs, anyway)  アラブ系の遊牧民に持っているイメージは、(テロリストかどうかは置いといて)ラクダにまたがって沙漠を移動しながら、羊を追っている姿だろう。ラクダも羊も偶帝目だ。

 まずは、更なる奇帝類の不幸を書こう。サイ/ゾウ/カバ/シマウマ/トナカイ。。。みんな絶滅しかかっている。絶滅したオカピとか言う奇妙なのもいたらしい。そう言っても、もともと奇帝類は種類が少ない。この他には、馬と豚ぐらいかな。
 何と言っても、偶帝類の勢力がすごい。世界中に牛/羊が溢れかえっている上に、高地にはアルパカ/ラマ/ヤクがいて、沙漠にはラクダがいる。皆さんに共通するの生存力の元は「反芻」だね。大量の草を一度に食って胃のなかに溜め込んだ後、吐き出してはクッチャクッチャやってる。そうすれば栄養の吸収率も良くなるし、飢餓に強いわけだ。さらに羊さんは、「対塩性」がある。人間なんか飲めないような塩辛い水をゴクゴク飲んで平気で生きてる。それはもう、ラクダさん砂漠で生き抜いて行っているのと同じぐらいすごい能力だよ。
誰もが家畜として、羊を離さない理由だね。最近は、ラクダやアルパカのセーターも出てきたけど、まだ羊が一番でしょ。
 とりあえず、「馬/豚の毛糸」って言うのはあんまり聞かないね。
最後に。奇帝目のみなさん、頑張って。

地球温暖化なんて起きるわけ無いじゃん。

2006年01月15日 13時46分08秒 | Weblog
 別に、豪雪の冬だからこんなことを考え始めたわけじゃない。(笑0笑)
だから、「地球温暖化」は起きないと言うけど「気候変動」が起きていることは認める。地球温暖化と気候変動の違いは、「気候変動」には寒冷化とか砂漠化とか広義の環境変化が含まれることで、「地球温暖化」の問題は『京都議定書』を必要以上に大切なもののように見せてしまうこと。京都議定書なんて、(たとえ実際地球温暖化が起きているとしても)効果があるわけが無い。水を下から上に流すことも出来ないような人間が、ちょっと国際条約を作たぐらいで地球の環境を変えられるわけ無いじゃん。せめてそんな夢想はグアムで温室効果ガスをコントロールしただけの屋内スキー場でも成功させてから言うべき。

 そもそも温室効果ガス・二酸化炭素って何? もう最近は有名になってきたけど、メタンは二酸化炭素の20倍以上の温室効果能力があり、水蒸気にはメタンのさらに数倍の温室効果力がある。ちょっと変だと思わない? だって、小学校で地球の気候が他の惑星と違うのは「水」があるおかげだって習ったでしょう。それに水は地球上にあふれている。「気候変動」が問題になって行く中、問題を地球温暖化/二酸化炭素だけにしぼって、もし予想が外れていたらかなりイタい。「気候変動枠組条約締結国会議」の開催と締結国間の利害調整に大金をかけた結果、気候変動が止まらなかったらひどいことになる。日本の場合は気候変動で「降水量が増える」と言われているから、国際会議にかけている金があるぐらいだったら、都市整備に回して被害を最小にするように努力すべき。国土交通省は「災害に強い国づくり計画」をもっと頑張るべきだ。だいたい、京都会議の開催費用だけとったとしても、ここ数年に世界中で起きた自然災害への復興費用としてかなり役に立ったはず、特に発展途上国では。

ちょっと視点を変えて「京都議定書」関係を見てみると、面白い。
 まず、環境省。「化石燃料の使用量を抑えるため」とか何とか言って、「炭素税」を導入して見事に特定財源を手に入れる。この小さな政府流行期に。炭素税、意味があるのかと言えば、無い。ガソリン価格の50%はもともと税金。今さらもう何%増えようが関係ないでしょ。例え、消費税みたいに3%~5%、一気に1,5倍以上に税率を引き上げたとしても意味が無いと思うね。それに、「値上げ」で「消費量を抑える」なら、去年1年、原油価格の上昇分だけで十分だった。何てったって、ガソリン価格で20%は上がってるんだから。環境省の特定財源ー炭素税は、日本産業にとっては全くたまったものじゃない。
使い道も意味不明。「環境対策の研究費に使う」って言っても研究者は何万人もいるんだから、研究所の中から実用性のある所をしぼらざるを得ない。どうせ環境省のお役人が選ぶんだろう。せめて完全に独立した外部からの評価で選ぶべきだ。(大学が法人化した直後の今の日本には、そんなの無いけど)「役人が研究所の指定して資金を出せる」って、「談合しますよ」と言うか「天下りしますよ」って言っているようなもんだ。別に談合/天下りが悪いってわけじゃなくて、お金が無駄に使われる可能性がある。まぁ、「炭素税」は存在そのものが無駄。
 「京都議定書」自体は存在がおかしい。もう二酸化炭素を吸収/回収する技術が進んできて、100%の回収も不可能じゃないのに、何の為に排出量を制限するのか。答えはもう出てる。発展途上国の工業化を阻害する為か自国の工業機械を売り込む為だ。CO2排出制限下では先進国の機械がなきゃ彼らは工業化できない。彼らが工業化しなければ、日本を含めドイツ/フランス/イギリス等の先進国の工業はライバルが増えなくてすむ。それでなくても、自国の最新工業機械(中古でよければ世界中にやすい価格であふれている)を売り込めれば万々歳だ。今後、CO2吸着装置が一般化すればそれも売り込める。だから「京都議定書」自体の二酸化炭素削減の雨量は高くない。まぁ「石油危機」で痛いめにあった人達には原油価格の高騰の方が、京都議定書より「省エネ」に効果があることを理解してもらえると思う。

最後に。
 私は「気候変動」の文明破壊力は決して軽視していない。自然災害が増えることもあり得ると思う。だからこそ、その原因を安易に地球温暖化に求めて欲しくない。それは間違っている可能性があるし、その対策と言われている「京都議定書」は、先進国が作ったハリボテだ。何が起こるか分からない不安の中で、あるもの(二酸化炭素)を悪役に仕立てて攻撃したい気持ちも分かる。しかし、現実を見て欲しい。洪水か増えるのなら洪水に強い町づくりを、旱魃が起きるならしっかりした給水の強化を、海面が上昇するなら農地の塩害対策を、新しい伝染病が発生するのならその対策を早期に立てれる体制の整備をしなければならない。って感じ~。もっと世の中を冷静に見ないとね。