21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

「学力低下」ってもう流行遅れの言葉ですか?

2006年01月16日 19時49分47秒 | Weblog

 日本人の学力が低いって、それは分かってる。でも別に私は、最近日本の学力が下がってきた。って考えているわけじゃない。日本人の学力はもともとそんなに高くなかった。それは、日本の国会議員を見れば分かる。あんなのが国の代表になってるのに、国民の学力が高いわけが無い。能力も無いのに威張ってる奴と、そんなのを支援している人、選挙で投票した有権者、みんな馬鹿だ。その上、妙竹林な大したこともやってない「偉人」が多い。そのほとんどは、ただの一般市民を一緒でしょ。「相対評価」で見れば、日本の学力が世界一の時もあったかもしれないが、「絶対評価」ならずっと落第点以下だ。 もっとみんな勉強した方が良い。
 じゃあ、どうしたら学力が上げれるのかって言うと、社会に出て行く前の子供達への教育制度を拡充するのが、便利で安上がりだ。まず基本義務教育期間をもう二年延ばした上で、学習内容の削減をして、飛び級制度を設ける。そして、休日/放課後には社会/生徒に対して校舎/校庭を開放する。。。。。。。。基礎教育~高等/専門教育、学校/教師/社会の必要な能力まで、今書くのはちょっと面倒くさいから、これはまた今度時間があったときにでも。
 今んとこ、私はちょっと、無料新聞/雑誌/本(<オンライン>フリーペーパーズ)を利用した、教育システムが面白そうだと思ってるんだけどな。これなら、もう既に社会に出て、それぞれの生活習慣を持っている人を勉強に巻き込むのも楽だ。もしかしたら、日本なんかでやるよりも発展途上国でやってみた方が、実効性が高いかも。。。。まぁ、そのうちそのうち。

 夏目漱石も百年以上前に、学生の学力低下を嘆いていたみたいだし、「学力低下」って言うのは結構長持ちする流行語らしい。まぁ、今の日本を見る限り彼は、嘆いただけで何の対策も実現化できなかったみたいだし、そんなに大したこと無い人なのかも。でもとりあえず、「夏目漱石」の業績を今から振り返ってみると、、、、あの人が自分の周りの人を「馬鹿」だと思った理由は、夏目漱石自身が「偉すぎた」のが原因かもしれない。何てったって、あの当時を生きていた人のなかで、現代の日本人に名前を知られているのは、そんなに多くない。

奇帝類と偶帝類、どっちが強い。

2006年01月16日 13時01分23秒 | Weblog

 ちょっと周りの牧場(無いけど)を見渡してみると、牛とか羊ばっかで、奇帝類と言えば馬ぐらいしかいない。後は牧舎のなかに豚さんがいることぐらいだ。
 宗教的にも、奇帝類は偶帝類に比べて差別されている。一般的に有名なのはヒンドゥー教で食べられない「牛」さんと、イスラム教で食べられない「豚」さんだ。この二つには、理由に大きな違いがある。ヒンドゥー教で牛を食べるのを禁じているのは、牛が耕作/農耕に役立つ動物で、人の労働を助けてくれるからだ。牛はまさに神様だね。だけど、豚さんはそうじゃない。豚さん達は、環境の変化に弱く(羊に比べると)、遊牧に適さない。まさに、自分たちの家畜から牧草を摂るだけ盗って、何の役にも立たない悪魔だ。(I love pigs, anyway)  アラブ系の遊牧民に持っているイメージは、(テロリストかどうかは置いといて)ラクダにまたがって沙漠を移動しながら、羊を追っている姿だろう。ラクダも羊も偶帝目だ。

 まずは、更なる奇帝類の不幸を書こう。サイ/ゾウ/カバ/シマウマ/トナカイ。。。みんな絶滅しかかっている。絶滅したオカピとか言う奇妙なのもいたらしい。そう言っても、もともと奇帝類は種類が少ない。この他には、馬と豚ぐらいかな。
 何と言っても、偶帝類の勢力がすごい。世界中に牛/羊が溢れかえっている上に、高地にはアルパカ/ラマ/ヤクがいて、沙漠にはラクダがいる。皆さんに共通するの生存力の元は「反芻」だね。大量の草を一度に食って胃のなかに溜め込んだ後、吐き出してはクッチャクッチャやってる。そうすれば栄養の吸収率も良くなるし、飢餓に強いわけだ。さらに羊さんは、「対塩性」がある。人間なんか飲めないような塩辛い水をゴクゴク飲んで平気で生きてる。それはもう、ラクダさん砂漠で生き抜いて行っているのと同じぐらいすごい能力だよ。
誰もが家畜として、羊を離さない理由だね。最近は、ラクダやアルパカのセーターも出てきたけど、まだ羊が一番でしょ。
 とりあえず、「馬/豚の毛糸」って言うのはあんまり聞かないね。
最後に。奇帝目のみなさん、頑張って。