21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

クローン人間は、、、、

2006年01月17日 12時46分47秒 | Weblog
 某大学の某教授が、人クローンES細胞を偽造したって???
真実は知らんが、ちょっと面白い考えを思いついた。
 二、三百年前に、ある生物学者が百本の瓶に水を入れて、煮沸した上で栓をして、長期間放置して、生物が「何も無い所から」は発生しない事を証明した。(まぁ、たぶんその後多くの研究者が追試をやってるだろうけど)
 今回、某教授達は千二百個近い数の卵子を使って、二個の(それもほんとは無かったかもしれない)ES細胞を作った。。。。どうせなら、その研究の結論を「クローン誕生」から「人間のクローンは技術的に不可能だ」にでもすれば良かったのに。。。。と思ったよ。さっき。そうなれば、各教右派の人達は大喜びだね。
 キリスト教右派の人達から韓国が払った研究費よりも多くの寄付金がもらえたかもしれない。。。。

真実は分からん。歴史は変わらん。

ダーウィンの進化論

2006年01月17日 12時21分23秒 | Weblog
 たまに、ダーウィンがした事とダビンチがした事がごっちゃになる事がある。でも、そんな事はどうでもいい。 とりあえず、最近はダーウィン進化論を否定して、進化に神様が参加したように見せるのが流行ってきたらしい。各国右派が中心で、熱狂的なキリスト教徒だけでなく、日本の天皇崇拝者にもそんなのが出てきていて、どっちも「世界に神様は一人しかいない」とか考えつつ、相手と同じ事を言っているのが面白い。インテリジェント・デザイン(ID)とか言われているが、新しい進化論を展開している様に見えて、実際にはダーウィン進化論の批判しかしてない。
 それもそのはず、彼らの主張には無理がある。一方で、「ダーウィン進化論」は決して正しくない。一応全ての進化論はダーウィン進化論をもとに発展してきたらしいが、「ウィルス進化説」「量子進化説」なんて範囲の本を手に取ってみると、もうダーウィンなんていてもいなくても関係ないって気がする。なんてたっても、ダーウィンも神様が生きていた時代に育った世代だ。彼の進化論には十分に神様の影響が感じ取れる。例えば、「自然淘汰」だ。自然淘汰、何か響きが「誰かが選んでる」って感じがする。別に自然界では、環境の変化に適応したものが生き残るわけじゃない。ちょっと複雑な言い方になるが、環境の変化に不適応で無かった生物だけが、「死なない」のだ。変竹林な例えで言うと「適者生存テスト(入試)で、100点を取った生き物だけが生き残れるのでは無くて、0点を取らなかった生き物は全部が生存できる」と言うことだ。ちょっと今までイメージしていた進化論と違うか。。。。
 この二つは、生物学者にとっては同じかもしれないが、宗教学者にとっては大きな違いだろう。前者は主に一神教(キリスト教等)に受ける考え方で、後者は多神教(仏教?)に受ける。要は最先端科学は宗教の影響を受けないが、小中学校の授業程度なら、常にどこかの教義に左右されていると言うことだ。。。。

 進化を考える時は、もっとの簡単な形をしている生態系を例にとると分かりやすいかも。例えば、バクテリアだ。あいつは結構どこにでもすんでる。そしてかなり簡単な構造をしているから、すぐに進化(突然変異)が起こる。そのときちょくちょく起きるのは、「環境に適応していない進化」だ。つまり遺伝子の変化で、「死なない」ようにはなったけど、「増殖できる」ほど環境に適応していない。まぁ、彼らは増殖できるように環境が変わるまで(死ぬ事が無ければ)冬眠しているわけだ。