「テルマエロマエ」の原作者であるヤマザキマリ氏のブログを時々読んでいますが
今回は「日本は本当に治安がいい国なのか?」と題する記事でした。
海外生活の長いヤマザキ氏は、過去フィレンツエやハバナでひったくりを経験したことがあり、
それに比べれば日本の犯罪率の低さは素晴らしいと断じている。
しかし最近、北海道に住む高齢の母親の家を訪ねて、彼女が質の悪いトラブルに巻き込まれていることが
判明したというのです。
不必要なコピー機や新しい二台の電話機が置かれており、
繋いでもいないインターネット利用料が毎月引き落とされている。
大手の通信事業会社を名乗る人物に、もっと便利なシステムに換えてはと説得され、
工事を入れ、気がついたら莫大なお金を支払っていたと。
こうした悪質なリース詐欺、卑怯なオレオレ詐欺などが増え続けている日本は
テロや殺人は少ないといっても本当に平和な国といえるのか、と。
要約すればこんな感じです。
かつてマドリードとパリでスリに遭ったマヌケな私も
パンツの後ろポケットにスマホや財布を突っ込んで街を歩ける日本で
十分平和ボケしている恐れはありますが…
この卑怯なリース詐欺にも驚きましたが
それよりもショックだったのは、あのヤマザキ氏の御母堂が
そのような弱者になってしまわれたということです。
ヤマザキ氏の母といえば、かなりのツワモノとして彼女のエッセイによく登場してきたのです。
バイオリニストとして女手一つで、ヤマザキ氏とその妹を育て上げる。
中学生の、英語もロクに喋れないヤマザキ氏をいきなり欧州に一ヶ月一人旅させたのですから。
水着を買わないでパンツ一丁で小学校のプールに娘を行かせたり。
その逞しくユニークな御母堂が
”「もう年寄りだからどうしようもない」と自分の失態を諦めている”老人に
なってしまわれたとは。
みんな歳を取って行くのねえ…
写真はオクトーバーフェスト@お台場
「日本は本当に治安がいい国なのか?」
http://jisin.jp/serial/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%A1/hassle/23780
今回は「日本は本当に治安がいい国なのか?」と題する記事でした。
海外生活の長いヤマザキ氏は、過去フィレンツエやハバナでひったくりを経験したことがあり、
それに比べれば日本の犯罪率の低さは素晴らしいと断じている。
しかし最近、北海道に住む高齢の母親の家を訪ねて、彼女が質の悪いトラブルに巻き込まれていることが
判明したというのです。
不必要なコピー機や新しい二台の電話機が置かれており、
繋いでもいないインターネット利用料が毎月引き落とされている。
大手の通信事業会社を名乗る人物に、もっと便利なシステムに換えてはと説得され、
工事を入れ、気がついたら莫大なお金を支払っていたと。
こうした悪質なリース詐欺、卑怯なオレオレ詐欺などが増え続けている日本は
テロや殺人は少ないといっても本当に平和な国といえるのか、と。
要約すればこんな感じです。
かつてマドリードとパリでスリに遭ったマヌケな私も
パンツの後ろポケットにスマホや財布を突っ込んで街を歩ける日本で
十分平和ボケしている恐れはありますが…
この卑怯なリース詐欺にも驚きましたが
それよりもショックだったのは、あのヤマザキ氏の御母堂が
そのような弱者になってしまわれたということです。
ヤマザキ氏の母といえば、かなりのツワモノとして彼女のエッセイによく登場してきたのです。
バイオリニストとして女手一つで、ヤマザキ氏とその妹を育て上げる。
中学生の、英語もロクに喋れないヤマザキ氏をいきなり欧州に一ヶ月一人旅させたのですから。
水着を買わないでパンツ一丁で小学校のプールに娘を行かせたり。
その逞しくユニークな御母堂が
”「もう年寄りだからどうしようもない」と自分の失態を諦めている”老人に
なってしまわれたとは。
みんな歳を取って行くのねえ…
写真はオクトーバーフェスト@お台場
「日本は本当に治安がいい国なのか?」
http://jisin.jp/serial/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%A1/hassle/23780
かつて彼女のエッセイに登場するとんでもない母親とが
どうにも合致しなくて…
驚きました。
落とした財布や携帯が戻って来る日本は
まだまだ安全な国だと思っていたのですが…
世の中にいっぱいいらっしゃいます。
でも認知症の発症率もどんどん増えているのですよね。
私は海外では、ネギを背負ったカモに見えるのでしょう。
そんなしっかりした方でもそうなってしまったことがショックです。わが身は大丈夫かいなと思ってしまいました。
詐欺は金額の多さにおいてはひったくりとは比較できないほどですね。
それにしても世の中、悪い人が多過ぎと言うくらい多いです。
明日も我が身と思いました。
そんなしっかりした人でもそうなるのですから
危険がいっぱいです。
今まで海外で無事だったことが奇跡です。