岐阜から帰り、日常からかけ離れた世界を味わいたいということで読んだのが、この本。
「単独ヨット世界一周を果たした女性冒険家が、人間の脆弱な生と愛を描く、ベストセラー漂流小説」。
30代の冒険好きなフランス人夫婦が、南極近くの無人島に取り残される。ペンギンやオットセイやネズミを食べて数ヶ月、必死に生き残ろうとするも極限まで追い詰められた二人が選んだ道は…
長身でハンサムで明るく、金持ちの家に生まれた青年リュドヴィック。
小柄で容姿にコンプレックスを抱えて育った、地味な女性ルイーズ。
その二人が出会って恋に落ち、長期休暇を取って大西洋一周の旅に出る。
”冬は始まったばかりだというのに、すでに食料が底をつきかけている。リュドヴィックは体にも問題を抱えているが、それ以上に心が折れている。そのことはクルーズ船の顛末で顕在化し、捕鯨艇の倒壊で決定的になった。彼にはもう生きる気力がない。「役立たず」という言葉は使いたくないが、煎じ詰めれば同じことだ。今の状況で生き延びるには、一人でここを出て科学調査基地を見つけるしかない”
予想外の展開に驚きました。
この著者は、ヨットレース中に二度遭難を経験しているとのことで、細部のリアルさに納得します。
人間の強さ、弱さ、愚かさ、醜さをグリグリと抉り取って描いたような冒険小説です。
でも日常からは乖離した世界が、そこにはあります。
ありがとうございます。
なんとか良くなるといいのですが…
ご紹介ありがとうございます。
お母さま、大変でしたね。離れているのでお世話が思い切りというわけにいきませんが、良い施設にお入りになって良かったです。お大事に。
こんなマイナーな本をお読みになったとは!
共感して下さる人がいて嬉しいです。
前半の熾烈なサバイバル生活は読むに辛かったけれど
もっと辛い展開が待っていましたねえ。
現実逃避しようと思って読んだのに
これだったら現実の方がマシかも、と思いましたよ💦
この本以前読みました。
これから読む方もいらっしゃいそうなので…
詳しくは…ですが…
前半は孤島でのサバイバルがリアルすぎて…
後半は…zooeyさんがおっしゃってる通り
人間の弱さ…醜さ…が…
ひと言だと…女性は強いって事ですかね。