KOMIのブログ

金井一薫の周辺に起こった出来事や、学会、FN看護研究所関連の記事を紹介します。そして私のつぶやきをお聞きください。

充実したフットケア研修会が開かれ、歴史的な1日でした!

2018-10-22 10:39:24 | 日記
10月21日(日)

KOMIケアを実践している訪問ナースたちと岩手県一関市藤沢病院のフットケア専門チームによるコラボセミナーが、東京ファッションタウンビル内で開かれました。
「フットケア最前線-フットケアで生活を取り戻すー」をテーマに、一関市グループと東京グループのリーダーによる講義と演習という企画で、充実した画期的な1日の研修が終了しました。

関係者7名が前日の夕方に宿泊ホテルのラウンジに集合し、お互いの実践の内容を紹介し合いながら、交流を深めました。関係性はばっちり!明日が楽しみです。


日曜日は快晴のお天気。いかがですか・この空の青さ! 私にとっては久々に使う研修施設です。


「施設に数名の専門家を育てよう!」との目的を掲げての研修会でしたが、北は北海道から南は九州まで、石川県、兵庫県、山梨県など、文字通り全国からの参加者がありました。
訪問看護ステーション、介護施設、病院、学校など、所属母体も実にカラフルでした。参加者の想いはひとつ。それはフットケアの実際を知り、少しでも自分たちがかかわっている患者様やご利用者様の足に関心を持ち、早い段階で専門家につなげる・・・、または自分が専門家になる・・・、というものです。

午前中は藤沢病院の3名の専門家(三浦さんと佐藤さんは看護師・伊藤恒子さんは介護福祉士でケアマネ―ジャーです)による講義と実演です。
爪の解剖から入り、なぜ足の爪が大事なのかについて、そして爪切りの選び方や具体的な爪切り、足浴の仕方等を演習を交えて教えていただき、皆、知らないことばかりで「ほー」とか「えー」とかいう声がたくさん漏れていました。自分の足を見せ、三浦さんたちにコメントや指導をいただきました。足にとっては靴も大事な要素ですね。日本人と靴の付き合いは歴史的にもまだ短く、私たちは正確な知識を持たずに、また日頃の手入れが行き届かず、足と爪を酷使しているようです。


ブタ毛の歯ブラシを使った「足浴」、終了後の水分のふき取り方など、何と丁寧で優しい手技を使うのかと感心しきり・・・。フットケアを提供するには、とにかく事前の患者様との人間関係をしっかりと作ること、これができないと信頼していただけません。普段の何気ない会話が入口です。

TFTビルのホールには、1時間おきに10分間、天井から水が落ちてきます。それがホールの真ん中に届くのです。これは美しく、見事です。水のパワーを浴びて、再び午後のセッションへ。


午後は、まず金井一薫が「KOMIケア理論」の概略をお話しし、理論をフットケア実践の根底に据えることの大事さについて触れました。その後東京にある2か所の訪問看護ステーションの方々(吉田さんと伊藤きよみさん、岩田さん)による講義と演習でした。訪問看護現場の多くの事例を映像で見せていただきました。巻き爪や胼胝(たこ)を悪化させると、痛くて歩けなくなり、生活の活性化が失われていきます。フットケアによる根気強いお付き合いによって、爪と皮膚がよみがえり、日常の活動が行なえるようになるそうです。「すごーい!」の一言です。
午後の演習は、アロマが配られ、吉田さんのリードで、二人一組になってのフットマッサージの仕方を教えていただきました。手の使い方、手の流し方など、コツが要りますね。私もやっていただきましたが、何とも気持ちいいです。ついでに足の爪を切っていただき、ガラスのやすりのかけ方も教えていただきました。大きな収穫です。
最後に参加者全員で記念撮影です。


身近なところにフットケアを依頼したい場合には、1.まずは近隣の病院で「フットケア外来」がないか調べてみること。2.フットケア外来があれば、そこにいる専門家とコンタクトをとって相談してみること。3.訪問看護認定看護師を身近に探すこと、彼らはフットケアを学んでいますから相談できます。

今回の企画は、医療ジャーナリストの村上紀美子先生からのお声かけがあって実現しました。村上先生も1日お付き合いくださり、楽しい合いの手をしばしば入れて、全体の流れを見事に進めてくださいました。村上先生は前列右から2番目の方です。
皆さま、ご参加ありがとうございました。一人でも多くの専門家が生まれ、身近なところでフットケアが行なわれるようになることを期待しております。
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