KOMIのブログ

金井一薫の周辺に起こった出来事や、学会、FN看護研究所関連の記事を紹介します。そして私のつぶやきをお聞きください。

神戸女子大にてシンポ、そして浜松1Dayセミナー

2014-10-27 10:32:49 | インポート

Photo1dey10月24日(金)~25日(土)

24日は神戸女子大学にて「介護・福祉職員キャリアアップ研修会」が開催されました。

サブタイトルは、外国人介護福祉士とともに働くということ、です。第1部では、アジアのエイジングビジネスに詳しい小川全夫先生による「日本の介護を世界のKAIGOに」というテーマで、日本にしか存在しない介護福祉士を世界に通用させるには、資格取得のあり方を根本的にとらえ直す必要があるという視点をうかがいました。私もこのテーマは長年追いかけてきただけに、共感する部分が多く、政府の力で今後良い方向に進んでいくことを祈りたい気持ちを強く抱きました。

続くシンポジウムでは、現在3か国から来日して看護師と介護福祉士の資格を取るために奮闘している研修生たちの現状をお聞きしました。特に、アジアの介護事情に詳しい長崎大の平野裕子先生のお話しは、これからのアジア型介護を思考するうえで、大いに参考になりました。また現在、神戸女子大学に研修に来ている3名のインドネシアの方々のご意見をうかがうことができたことも大きな収穫となりました。

私はここでは、介護と看護の関係について、また介護理論としてのKOMIケア理論について、お話ししました。インドネシアの研修生には午前中一杯をかけて、講義する時間もいただきました。大いに関心を持っていただいたようです。アジアのケアの領域に少しでもKOMIケア理論が認知されることを祈りつつ・・・。

翌日の浜松では、1Dayセミナーが「地域情報センター」で開催されました。圧倒的に非会員の方々の参加が多く、また若いナースの参加は有難かったです。世代が着実に交代しつつあることを感じました。

中部支部のメンバーの皆さまには、準備から一貫してお手伝いいただき、心から感謝しております。ご参加くださった皆さま、有難うございました!