KOMIのブログ

金井一薫の周辺に起こった出来事や、学会、FN看護研究所関連の記事を紹介します。そして私のつぶやきをお聞きください。

第4回教育実践者研究会開催、その席に韓国からのお客様が!

2017-03-02 13:16:35 | 日記
2月26日(日)

ナイチンゲール看護研究所は、早稲田大学のキャンパスに隣接した地区にあります。バス停は「早稲田大学正門前」です。
この早稲田大学キャンパスに沿った並木道には、毎年早咲きの桜を見ることができます。今年もすでに見事な開花があり、通る人たちの目を楽しませてくれています。



25日の午後、当研究所に、珍しいお客様がお見えになりました。韓国:大邸大学大学院・准教授で、高齢者生活科学研究所・理事長の韓(ハン)ドンヒ先生です。ハン先生は、神戸女子大学に1か月間招聘され、横山正子教授の下で日本のケアや理論についての研究をされました。3月1日に帰国予定で、最後の締めの学習として、私に会いにきてくださったのです。日本語を第二外国語として学ばれ、英語は堪能のご様子でした。
ナイチンゲール研究所においては、これまでに出版した私の本を中心に、その内容についての説明をいたしました。このようなケアの理論を、アジア・太平洋地区に紹介したい、そして韓国に戻ったら、是非翻訳したいとおっしゃってくださいました。



翌日は、お茶の水にある「中央大学駿河台記念館」において、第4回目の教育実践者研究会が開かれましたが、この席にもハン先生と横山先生が参加されました。
4回目となる研究会ですが、毎回、白熱した議論が交わされています。今回のテーマは「いのちのしくみや疾病論をいかに教えるか」です。KOMIケア理論の中核ともいえる内容ですが、教科書もない中での教員の工夫を披露していただき、大いに士気が上がりました。
このテーマは、終わりのない深い内容が伴うものですから、今後も継続した研究課題になると思われます。この研究会から「教材」が編み出されることを願っています。