11月22日(金)~23日(土)
22日には鹿教湯リハビリテーション病院において、4事例の検討会を行いました。特に1事例に時間をかけての検討会は、新KOMIチャートシステムの書き方を通して、看護がよく見える内容になりました。
わかっているつもりの日常の看護を振り返り、どんな看護がしたいのか・・・、また患者さん本意の看護のあり方とは何か・・・、についてじっくりと思考する機会になったと思います。
「持てる力の活用」というものさしの方向性ついては、十分に知っているはずなのに、実際の看護計画は、まだまだ表面的で教科書的な内容になりやすいです。看護師としての「べき論」に流れてしまうのをくいとめましょう。KOMIの基本に立ち返って、看護の力を発揮してほしいと願っています。
私も勉強になりました。事例の方向性が定まると、私自身が看護を提供した気分を味わうことができます。これが事例検討の醍醐味ですね。
4名の提供者の皆様、貴重な機会を作ってくださり、有難うございました。
23日の朝には、上田城址を見物しました。真田一族の歴史を想いながら一時を過ごしました。そして当日には、のぞみサンピア佐久において、介護者対象の講演会に参加しました。サンピアの建物からは、間近に浅間山が眺望でき、それは素晴らしい景色です。入所されている方は温泉付きの施設でゆったりと過ごしておられるようです。
介護中心のケアのあり方について、KOMIケア理論に基づく講義をいたしました。関心を持って聞いてくださる職員の皆様の存在は、大きな励みになりました。是非、継続してKOMIケアを学び、自分たちの仕事に活かしてくださることを願っております。