5月21日(火)~23日(木)
北海道3施設の講演会を終えて戻ってきました。
北海道では春がようやく到来したところです。花冷えの肌寒い気候でしたが、新緑の中に桜やこぶしやレンギョウなど、春を告げる花々が満ち溢れ、私は春を2度味わうことができた幸せに浸りました。
21日は西円山病院看護部主催の講演会でした。看護師と介護職が約600名いるという大きな施設です。KOMIケアを導入して2年・・・。リーダー層が頑張っています。介護福祉士のキャリアアップコースをKOMIで施行するなど、新たな試みも始まっているようです。長谷川副院長のもと、ケア職員が同じ方向を向いて歩み出し、本物のケアを形にしたいというスタッフの熱い思いが伝わってきました。
22日は滝川市立高等看護学院での全学あげての講演会でした。教務主任の濱本先生との約束で、3年に一度講演会を持ち、入学したすべての学生が卒業までにどこかで私の講演を聞くということになっています。新しい市庁舎での講演会でしたが、すぐ横にはこれも真新しい新市立病院が建っており、時の流れを感じました。ナイチンゲールが晩年に卒業生や在校生に語りかけた手紙が残っていますが、私もそのような心境で学生たちに語りました。
23日は東苗穂病院看護部主催の講演会でした。KOMIケア導入を目指して、近隣の病院とも連携を取りながら、同じ方向を向いて共に質の高い看護・介護を実現しようとしています。多職種の方々が一堂に集まって講演を聞いてくださいました。在宅・地域ケアにも力を入れておられますので、これからの地域ケアへの期待を交えてお話ししました。
楽しくも充実した3日間でした。皆さま、お世話になりました。