小田原市において、第17回神奈川県西部支部看護学生の集いが開催されました。
参加校8校の学生1,000名余が一堂に会しての大会でした。
今年のテーマは「看護の原点に返ってーその人の持てる力を引き出す看護」です。
基調講演は「ナイチンゲールを通して“看護の本質と専門性”を学ぶ」にしました。
この講演の後に3人の学生よるシンポジウムが持たれました。実習の体験を振り返って「患者の持てる力にどう寄り添ったか」という内容での発言がみられ、3名の3年生がいかに素晴らしい実習体験をしたかということが伝わってきました。会場からの質問もたくさん出され、活発な質疑応答が行われました。
参加校はすべて専門学校で、同じ地区に所属する大学が参加されていないことはとても残念に思います。こうした交流は、多くの学生に貴重な体験を提供します。学生が3年次の前学期に経験した看護に、すでに将来の確かな看護が芽吹いていると実感しました。このことは教師がよく学生を育てていらっしゃる証だと思います。
このまま真っ直ぐに伸びて、力量のある素敵なナースになってほしいと心から思いました。
参加の機会を与えていただき、有難うございました!