今日は、久々に日本社会事業大学において講義を行いました。1年生対象の「社会福祉総合科目」の1コマです。選択科目ですが80名ほどの学生と、近隣の住民の方々が聴講に来ておりました。学生の数よりも年配の方々の姿の方が目立つほどです。皆さん、関心があるのですね。
テーマは、「介護の専門性と実践のエビデンス」です。
私が社大を退職して、有明大に移ってから7年が経過しています。 清瀬市にある社会事業大学は、厚労省の管轄にある福祉系大学ですが、緑豊かな土地にキャンパスを持っています。看護と介護の連携と協働の世界を築くには、今、何が必要なのか・・・? この20年来の私自身のテーマの原点は、このキャンパスから発しています。そしてここで「KOMIチャートシステム」が誕生したのです。
介護の専門性についての話は、学生のみならず、聴講してくださった市民の方々からも、多くの反応をいただきました。超高齢社会を安心で、豊かにものにするためには、まだまだ多くの知恵と実践が必要です。介護・福祉を担う若者たちが、自分の頭で考え、納得のいくケアの世界を創っていってほしいと思います。
古里に戻ったような気持ちで講義ができました!