羽村市動物公園 ~動物公園の仲間たち

2008-05-14 22:50:50 | 自然&いきもの+ゾウのはな子



 気持ちの良い朝の日差しを浴びながら20分ほど歩くと、T字路の交差点につき当たりました。道路の向こう側が羽村市動物公園というわけです。レッサーパンダの似顔絵が描かれた緑と赤の三角屋根がお出迎えしてくれましたが、奥の方から得体の知れない雄たけびや怪しげな鳥の声も聴こえてきます。これって・・・?
 時刻は8時55分。あと5分で開園時間になります。私が行った頃は、「朝の園内を散歩してみませんか?」という触れこみで、朝6~9時までの時間帯に園内を無料開放していました(今現在もやっているかどうかは不明)。


      

(左)入口に描かれたイラストは、レッサーパンダ、オウム、ハムスター、フンボルトペンギン、その横に置かれているジャイアントパンダ以外は皆います。
(右)このT字路に歩道橋はいらないと思うのですが(実際、横断歩道もあった筈・・・)、歩道橋の柱にはアミメキリンの可愛らしいイラストが描かれていました。


 正門を入って右正面にあるのが、「地震予知動物観察研究所」。ナマズやキジなど、地震を予知するといわれている生きものたちが日夜働いています。
 キジ&キンケイ(金色が美しい!)=「ぼくは地震の前にケーンケーンと鳴くよ」
 ナマズ&コイ&ドジョウ=「ぼくたちは自身の前に水面近くであばれるよ」
 うさぎ=「ぼくは地震の前に耳を立てて暴れるよ」
 ねずみ=「ぼくは地震の前に家から逃げ出すよ」
 四川省大地震では、地震が起こる前に10万匹のヒキガエルが大移動をしたそうです。動物の予知能力は科学よりも正確かも?


                   

 続きましては、朝っぱらから賑やかに鳴いていた特大インコたち。鮮やかな色彩が瞳に飛びこんできて、いきなり南国ムードに! 写真に写っているのは、ベニコンゴウインコとルリコンゴウインコ。ベネトンより派手なカラーリングですね。


                   

 子犬ほどの大きさなのに、クマザサもたくさん生えているた広い運動場をもらったフェネック。気持ち良さそうに日向ぼっこしたり、チラリチラリとこちらを見てはさりげないポーズをとってくれました。


                   

 ガンを飛ばすカラカル(左)と、故郷を思う?シベリア山猫(右)。
 カラカルはとても敏捷で、地上2mぐらいの高さを飛んでいる鳥を捕まえることができるそうです。たまたまこんな顔をしましたが、一瞬フリーズした以外は、井の頭の我輩(ツシマヤマネコ)のようにケージの中をぐるぐるぐるぐる回っていました。
 カラカルの左隣のケージには足の長~い猫=サーバルがいます。最近、キャットタワーを作ってもらいました。一番上からお隣のフェネックを観察しているそうですが、私がケージの前に立ったときはキャットタワーの一番上にお座りして、普通の猫みたいに顔を洗っていました。
(飼育係のブログ『羽村 ZOO 小噺』 でキャットタワーの写真を見られます)


       

 ネコ科の次は癒し系のお出まし。ミーアキャットとプレイリードッグ。「立つ動物」としては風太の大先輩? プレイリードッグは少々お疲れ気味?


       

 開園前に響き渡っていた鳴き声の主は、シロテナガザルでした。とにかくわいわいギャーギャーやってました。右のシマハイエナは一人ぼっちで寂しそう・・・

 

                   

 羽村動物公園でも人気者のシンリンオオカミ。非常に穏やかな顔でくつろいでいました。飼育係のブログで、オオカミの遠吠えが聴けるよ!
 それでは、今夜はこの辺で・・・
 

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