
◎このグループが訪日したきっかけは、昨年3月の東日本大震災による風評被害で、受入が成立しない福島の郡山クラブからのSOSと、日本で一番新しいクラブ・山梨県の富士クラブでの初受入です。
郡山クラブでの滞在期間中に、地震、津波そして放射能の影響などについて、実際に現地で地震を体験したアメリカ人から話を聞いたり、被害の実態を目の当たりにした彼らは大きなショックを受けました。その後、富士クラブでのホームステイを終えて京都へ移動し、奈良へも足を延ばしたのでした。
奈良駅から歩いて東大寺の手前、左手にある奥村記念館は、観光インフォメーションセンターと、偶然でしたが地震&免震体験装置があります。東日本大震災の実態の一部を見てきた彼らにとって、その体験装置に興味を示したことは当然ともいえるでしょう。
引率者のアンドリューさん。ちょっと緊張気味!
この装置はシートベルトを装着して体験するのですが、それでも彼らは体験後、身体が揺れている感覚が暫く抜けないと話していました! また、この建物の下には、免震構造がひとめで見てとれるように、ガラス張りになっています。係の方から説明を受けて、その構造に興味津津!
さて、その後は初夏のような陽気のなかで、奈良公園の春を堪能❤
東大寺では、器用に筆を用いて、平和への祈りとFF奈良への友情を記して、瓦の寄進をおこないました。 そして、柔らかな緑の木々を楽しみ、藤の花の薫りにうっとりと、

FF奈良は混成グループを初めて迎えました。
国を越えて結成された即席のグループであっても、彼らはFFの交流に慣れており、さらに旅慣れています。同じFFのクラブ同士、互いのクラブの事情を話し、クラブ活動などの情報交換もおこない、私たちと積極的に交流しようという気持ちが伝わり、笑いが絶えない一日でした。
そうそう、皆さん、FFIのホームページをご覧になったことはありますか?
お勧めです。 ★FFIのホームページ http://www.friendshipforce.org
twitterでこの日の記事を書く任務がある彼女、しきりに写真を撮っていました。
初めて会った人達なのにFFメンバー同士というだけですぐ親しくなり、お天気も良く気持ちの良い一日でしたね。次の日は予報通り雨、ラッキーでした。