Activities of FF Nara

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ドイツ渡航Germany:FF Braunschweig/Peine①

2013年06月13日 | Outbound Exchange

引き続きドイツ渡航 第2週目その①

BRAUNSCHWEIG/PEINE(ブラウンシュバイク/パイネ ニーダーザクセン州)

先ずはホストと過ごした家庭生活を中心にお伝えしましょう。

16 Mai 2013 Die Tourbeginne der zweiten Gruppe! / The second group‘s tour begins  1週間後、後半G.11名が出発。

前半と同じくKLMで関空を出発。約12時間の飛行後にオランダのアムステルダム(スキポール空港)へ。乗り換えてハノーバー(Hannover)へ。出口で横断幕を持って「おいで!出ておいで!」と手招きする男性が見える。あっ、EDのハインツだ!わぁ~~い、ホスト達だ!待ちきれない! 「早く・・・早く!荷物を取った?さあ、出るよ。出口へ向かうよ!」と、メンバーを急かす。 やっと会えた! 挨拶とハグが繰り広げられる。 さあ、ホームステイが始まる。

※クラブの会長でEDでもあった Heinz&Helen Seelisさん宅の庭で、前半の9名と合流して20名となった後半G.。ホストとの全員集合写真。

【過ごした我が家の様子】 ①エコ・フレンドリーな生活~~Heddaさ んの家やご近所はみんな薪ストーブを使われているようです。どの家も赤い屋根の上にサンタクロースがはいりそうな煙突がありました。又ガレージ横には、薪 をたくさん蓄えていました。そして中にはソーラーパネルをのせたお宅もあちらこちらで見かけました。さすがはドイツ、自然エネルギーを取り入れるエコフレンドリーに対する意識の高さに感心しました。野菜や果物のへたなどはプラスティックの空き容器にためておられました。庭に生ゴミ用のディスポーザーを持っ ています。ガーデニング好きなので、肥料にするそうです。ごみも細かく分別しています。ガレージには5つほど色分けしたゴミ箱があります。(西村  楢美)

②ランプ~~ホストの家に招き入れられてびっくりしたのは家中に飾られたランプの数々。リビングに入ると,棚という棚、家具という家具の上に、ガラスの火屋(ほや)がついたランプがずらり。ダイニングや私たちの寝室のロッカーの上にまで並べられていた。ホストのギュンターさんは鉱物資源の会社に勤めていた地質学者で、世界各地へ旅行する機会があり、旅先で求めてきたという。中でもカナダには長く住んでいたこともあり、カナダのものが多いという。私は彼に「地震は心配ないか」と尋ねると、「ドイツに地震はない」という。さらに「地震の起きる場所はないのか」と聞くと「はるか北西部の山中の谷間に活断層がある」などと、詳しく説明してくれたうえ、逆に日本の東北大震災についていろいろ聞かれた。ランプコレクションが思わぬ地震談義になった。(吉川 公子) 

  Günter&Marianne

銀の食器で食事~~ホストのフォン・ズコスキーさんは貴族出身で、農家を改造した家に暮らしています。お花が咲き乱れる前庭を通って玄関に入り、私たちは3階と屋根裏部屋つきのワンフロアを使わせていただきました。その階にはシャワー、洗面所、トイレがあります。一番の印象はどの部屋も整理整頓されてとてもきれいなのです。趣味の良いインテリアがさりげなく飾られまるでホテルのようです。そしてお食事です。テーブルのセッティングがとてもすてきです。家紋入りの銀のナイフとフォークを使っての食事は緊張の連続でした。台所はきれいに磨かれ、何処にも無駄なものが置いてないのです。本当に我が家との違いにため息が出ました。(前野 美佐子)



 

 

 




④ホストはアーティスト~~アンストとウーラ夫妻はベテランメンバーであり、ホスト経験も豊富で今まで受け入れたアンバサダーの写真を見せてくれました。するとそこに私がFFで初めて渡航した時のホスト、ノースキャロライナ州Raleigh(ローリー)のElissaFredが写っていたのです。これってFFならでは!の偶然ですよね。当に驚きました。そして、ホストのアンストは才能あるアーティストでもあります。彼が描くアクリル画は幻想的であり、版画は極細画、水彩画は風景だけを描くという風に画風を変えて彼の独創的な作品を作り上げて行くのです。奥さんのウーラは大変料理上手な人でドイツには美味しいものが無いのではと思っていた私のイメージを見事に裏切ってくれました。(濱田 延子)

⑤ドイツ人は堅実、生真面目~ホストのフランツは私達を、地下室に案内した。「すごい!」目にしたのは巨大なオイルタンクに機械類。寒い冬の暖房対策に、太陽熱を利用しエネルギーコストを削減し、屋上には芝生を植えエコ対策をしている。これで彼が私達に車窓から見える、風力発電、各家庭の屋根に搭載されたソーラーシステム、畑の中に建設されているバイオシステムを熱心に説明する訳が納得できた。ドイツは、東北大震災の原発事故後いち早く、2020年までに原発をなくすことを宣言した。彼らはそのことに非常に誇りを持ち、そして実践している。ベルリンの国会議事堂を訪ねたとき、その屋根にやはりソーラーパネルを見つけた。そこに、ドイツ国民の生真面目さと、本気の取り組む姿勢を垣間見た気がする。ドイツは自動車国であり、高速道路等の設備は素晴らしい。アウトバーンには、速度“ノーリミット”のところも多い。しかし、市街地や、工事中等でその制限は変わる。その箇所になると、彼らは見事にその速度制限をきちんと守りスピードダウンをするのには、驚いた。また、市街地では歩行者も車も信号を遵守する。

ホスト宅には広い裏庭がある。そこは見事に手入れされ、リンゴ、サクランボ他数種類の果樹が植えられ、広い家庭菜園では野菜の栽培をしている。朝食には、クリスタ手作りのジャムが並び(昨年作ったもの)、畑で摘んだ香り高いハーブティを頂いた。なんとも心落ち着くやさしい食卓である。毎回の食事も彼女、彼の調理で、ドイツの家庭料理を満喫できた。

ホストのフランツ、クリスタのエネルギッシュな、そしてきめ細かいHospitalityに、心から感謝したい。私達にとって、忘れられない交換になった。 (内田 堯子)

⑥不思議な縁?~ホストUlrike(ニックネームはウーリー)は60才、広い敷地内に今は一人暮らしです。FFに入会したのが一年半前で、今回が初めての受入れ、E-mailも初チャレンジだったようです。そんな訳で事前のメールも写真の添付はありませんでしたので、お会いするのが、とても楽しみでした。 「背丈が私と同じで良かった~」・・・と、満面の笑顔で出迎えてくれたウーリーに妙に親近感を覚えました。体型が私と同じばかりでなく、性格も良く似ており、ふざけ合ったり、冗談を言ったり、大きな声で笑う事が多かった一週間でした。(body language で補って・・・) 色々な事を話しましたが、40数年前の素敵な想い出話が印象的でした。ウーリーが15才の頃、「ツネオ」さんという日本人学生と英語で文通していたそうです。彼とは一度も会った事はないそうですが、プレゼントしてもらった、「こけし」と「木彫りのニワトリ」を大切にされており、見せて頂きました(写真)。もしも彼の住所が分れば探し当てて、「ツネオ」さんとの想い出をずっと大切にしている事を伝えたいと思いました。彼からの手紙が見つかったら連絡が入るはずです。実現すると良いな・・・と思っています。   (河村 ひとみ)

 

⑦「あっ、そう」の不思議!?~会話の合間に「アーソー」。日本人同士も「あっ、そう」でお互いびっくりやら爆笑やら。偶然同じような意味の相づちらしいです。(西村 楢美)ドイツ人も同じタイミングで同じ発音で「あ、そう」(ドイツ語の綴りはわかりません。聞けばよかった)と言うことがわかり、乾杯と同じくホストと「あ、そう」と言いあって何回笑ったことか、、、こんな偶然ってあるんですね。(阪井 敏江)  ※調べてみました。ドイツ語の “Ach so!(アッハ ゾー)で、私も楽しみました。

 ⑧ふれあい~滞在中のたくさんのうれしい事の中の一つに、FFメンバー以外の方々とふれあう機会がありました。ホストの友人Edithさんのお宅へディナー招待と、河村さんのホストUlrikeさんの素敵なサンルームでケーキとお茶のパーティに呼ばれたことです。Ulrikeさんのもうすぐ87歳のお誕生日をお迎えになるお母様やごく近所のご夫妻と共に総勢9人で楽しいひと時を過ごした折、両ホストと近所の奥さんでドイツ語でなにやら話がはずんでいました。隣に座っていたご主人が私たちに、ここでは奥さんたちが出会うとガーデニングの話題になる。苗の交換、おすそ分け、育て方等々。今、彼女達はもっぱら何かの種子について話し合ってるよ。と教えてくださいました。(西村 楢美)

 ⑨~ホームステイもあと二日で終了という日の夕方帰宅して二階のお部屋に居ると、Heddaさんが下から「今、隣の坊やがJuneに会いたいと玄関先に来てるからすぐ降りてきて!」と呼びました。予期せぬことで、とっさに折り紙数点と小物のプレゼントをもって急いで下りると金髪のかわいい子が1人ぽつんと立っていました。

 

ホストの通訳で9歳のAlexander君に兜を見せたり、化かし舟や、鳩の羽をバタバタさせたりして遊びました。その後彼のお母さんも来られ、隣のガレージでキャンピングカーの手入れをしていたお父さんともご挨拶して別れました。十数分後、彼が犬の工作(折り紙のような)を作って持ってきてくれました。彼のカメラでパチリ、そのかわいいプレゼントを胸に写真におさまりました。つかの間の思いがけないふれあいでしたがドイツの方々の誠実で心優しいお気持ちにふれ、心温まる旅となりました。(西村 楢美)

⑩旬のホワイトアスパラガス~ドイツに暮らした経験がある友人から、「5月に行くならホワイトアスパラガスが旬で最高」と聞いていた。到着した夜の食事がまさにそれだった!一緒に渡航したメンバーのほとんどが食したのでは?人生で、こんなに食べたのは初めて!・・・で、やはりとても美味しかった! (山口 隆子) 

 茹であがり!

日々の生活を共にするホームステイをとおして、私たちはこれまでイメージでしか描けなかったドイツという国とそこに暮らす人びとを、これからは、ドイツが素晴らしい国だということ、素敵な彼らと友達となったことを自身の家族や友人に伝えることが出来ます。Danke schönWir vergessen Sie nie.

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