フェアリーフライ

毎日テレビを見て、ときどき感想を書いています。

『ボーン・スプレマシー』

2005年07月12日 | 映画
レンタルDVDにて。『ボーン・アイデンティティー』の続編のスパイアクション。
マット・デイモン演じる「ジェイソン・ボーン」がよいです。当然、前作見てから見るといいのですが、『オーシャンズ12』見てからこれ見ました。全然違うテイストですが、いやあスクリーンの中のマット・デイモン好きです。顔そのものはフランケン系ですが、その役の息吹がズシズシ伝わってきます。タフで勘が鋭く、素朴で知的、かっこいい。
とにかくカットが細かいです。記憶喪失のボーンが断片的に思い出す場面などフラッシュバックが多用され、見ているこっちも軽く酩酊状態、記憶混濁の疑似体験です。きびきびと展開して、108分という時間が短く感じました。
カーチェイスは圧巻。CGを使わないリアルなアクション、追跡シーンの臨場感、息もつかせぬ展開です。インドのゴアから始まり、ナポリ、ベルリン、モスクワ。危険な雰囲気が漂います。地味で渋く、孤独なヒーローが垣間見せる心情にグッときました。

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