フェアリーフライ

毎日テレビを見て、ときどき感想を書いています。

映画『テッド2』

2015年08月29日 | 映画
TOHOシネマズ市原にて「日本語吹替版」鑑賞。

まず劇場販売パンフレットより引用

ユニバーサル映画提供
原題:ted2
2015年/アメリカ映画/スコープサイズ/ドルビーデジタルSRD/上映時間1時間56分
字幕翻訳:種市譲二/日本語吹替版翻訳:税田春介
監修:町山智浩/配給:東宝東和

◇キャスト
ジョン:マーク・ウォールバーグ
テッド:セス・マクファーレン
サマンサ:アマンダ・セイフライド
ドニー・ジョヴァンニ・リビシ
シェップ・ワイルド:ジョン・スラッテリー
タミ=リン:ジェシカ・バース
トム・ジェサップ:ジョン・キャロル・リンチ
パトリック・ミーガン:モーガン・フリーマン
天の声:パトリック・スチュワート
サム・J・ジョーンズ(本人役)
トム・ブレイディ(本人役)

◇スタッフ
監督:セス・マクファーレン
脚本:セス・マクファーレン&アレック・サルキン&ウェルズリー・ワイルド
制作:スコット・ステューバー、セス・マクファーレン、ジェイソン・クラーク、ジョン・ジェイコブス

◇日本語吹替版
テッド:有吉弘行
ジョン:咲野俊介
サマンサ:清水理沙
タミ=リン:小島幸子


続いて「シネマトゥデイ」より引用。

◇チェック
命を宿したテディベアのテッドと親友のジョンが巻き起こす騒動を描いた、大ヒットコメディーのシリーズ第2弾。結婚して子供が欲しいと願うものの、それをかなえるには人間であることを証明しなくてはいけなくなったテッドたちが奔走する。前作に引き続いて、セス・マクファーレンが監督と脚本、テッドの声を務め、マーク・ウォールバーグがジョン役で再登場。『マンマ・ミーア!』などのアマンダ・セイフライド、オスカー俳優のモーガン・フリーマンらが共演する。下ネタを織り交ぜたギャグの数々に笑いがこみ上げる。

◇ストーリー
アルバイト先で出会った恋人タミ・リン(ジェシカ・バース)と愛を育み続け、ついに結婚を果たしたテッド。幼いころからの親友ジョン(マーク・ウォールバーグ)との悪ふざけと新婚生活を楽しむ中、彼はタミ・リンとの子供を欲しいと思うように。だが、自分が縫いぐるみではなくて人間であることを証明しなければ子供を持てないと知った彼は、女性弁護士サマンサ(アマンダ・セイフライド)のもとへ相談に。そして、彼女とジョンの協力を得ながら、法廷に立って自分は人間だと証明しようとするテッドだったが……。


また映画『ted2』公式サイトより

◇日本語吹替キャスト
テッド 有吉弘行
ジョン 咲野俊介
サマンサ 清水理沙
タミ・リン 小島幸子
ドニー 落合弘治
パトリック 坂口芳貞 
ワイルド 大塚芳忠
ガイ 立木文彦
リック 銀河万丈
フランク 飯塚昭三
ジョイ 神代知衣
トム・ジェサップ 岩崎ひろし
裁判長 屋良良作
アリソン ちふゆ
ダンザー 中島ヨシキ
看護師1 藤野泰子
養子係 女 宮沢きよこ
コメディアン 赤坂柾之
看護師2 東内マリ子
おもちゃのテッド 釘宮理恵
サム・J・ジョーンズ 羽佐間道夫
トム・ブレイディ 金城大和
医師1 福田信昭
ジェイ・レノ 遠藤純一
渋男 石塚運昇
ナレーター 富田耕生


◇というわけで

公開初日に見てきました。前作に比べてスケールアップ! 華やかなダンスシーンあり、海に潜ったり、派手なカーアクションを繰り広げたり、裁判あり、ニューヨークに行ったり、にぎやかなコミコン会場の乱闘あり。

アメリカ映画に詳しければ詳しいほど面白さがわかるのだと思います。クンタキンテ(ルーツ)はわかりましたけど。あとで、パンフレットの解説を読んで、お勉強になりました。

その愛らしい外見にもかかわらず、「お下品」な中年テディベアのテッド。下ネタ連発です。が、ここまで徹底してくれると見事です。ドタバタコメディの本領発揮。久しぶりに、呆れるほどの滅茶苦茶な展開に心地よさを感じました。

「R15+」指定に違わず、言葉そのものは下品なのですが、スピード感のある台詞の応酬や、メリハリのある場面転換にひきつけられました。これぞ映画の醍醐味。

声優陣がとても豪華です。映画本体も本人役が豪華な配役です。ベテラン声優さんたちを堪能。その中で、主役の有吉さんは声優が本業ではありませんが、テレビなどに映画宣伝も兼ねて出演して、かなりの活躍ぶり。決して下品になりきらない、その声質と、テッドとの出会いは、天の配剤とも言うべきものです。どこまでもアクティブで、いつも自分自身を失わないテッドに、有吉さんの意志の強さと柔軟な対応力を見ることができます。

パンフレットの有吉弘行紹介欄に、「独自の視点で語られる話芸で再ブレイク」と載っていました。「あだ名」や「毒舌」や「センスあるコメント」はよく指摘されてきましたが、「話芸」として簡潔に評価されているのが新鮮です。

吹替前の意気込みを訊かれて、「がんばります!それくらいしか言いようがありません」と答えた有吉さん。そのシンプルで謙虚なところも、おのれをよく知るテッドの醒めた境地に通じるものだと思いました。


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