町の図書室でみつけ借りて来た。
何か真夏の青春ものと言った感じの書名だったが、「ベランダで起きた、愛情の暴走」という副題もあって、ますます訳が分からなくなった。
本書は、13年3月~14年1月、「WEBちくま」に18回にわたって連載されたエッセイ集を1冊にまとめたもの。
一言でいえば、「ベランダ植栽日記」ということなのだが、どうしてどうして内容は多岐にわたり、(著者自身が)36歳のお若い女性とは思えぬ見識の広さと確かさで、何とも捉えどころのない現代の世相をきっちり解説してみせる。
著者は、自称「売れない作家」としているがとんでもない。
こんなしっかりした見識をもつ作家なら、近い将来、多くの人々を虜にするすぐれた作品を送り出してもらえるに相違ない。
何か真夏の青春ものと言った感じの書名だったが、「ベランダで起きた、愛情の暴走」という副題もあって、ますます訳が分からなくなった。
本書は、13年3月~14年1月、「WEBちくま」に18回にわたって連載されたエッセイ集を1冊にまとめたもの。
一言でいえば、「ベランダ植栽日記」ということなのだが、どうしてどうして内容は多岐にわたり、(著者自身が)36歳のお若い女性とは思えぬ見識の広さと確かさで、何とも捉えどころのない現代の世相をきっちり解説してみせる。
著者は、自称「売れない作家」としているがとんでもない。
こんなしっかりした見識をもつ作家なら、近い将来、多くの人々を虜にするすぐれた作品を送り出してもらえるに相違ない。