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カート・コバーン

2018-05-20 15:30:01 | 映画
つい先日、ジェームス・ブラウンのバイオグラフィのような映画をCSでやっていたので観ていたが、本人ではなく俳優だったためか途中で飽きてしまい、チャンネルを変え、ニュースをしばらく見て、そしてまた元のチャンネルに戻したら、今度はニルヴァーナのカート・コバーンのやはりバイオグラフィの映画だかドキュメンタリーだかをやっていて、今日は音楽関係の日なのか、と思いながら観始めたらけっこう面白かった。全部を観なかったが、いろいろ考えさせられることもあった。

私はニルヴァーナもカート・コバーンも、ましてやグランジ・シーンのこともよく知らなかったのだが、これを観たら少しはわかったような気がした。カート・コバーンは好きなことだけをやっていて、うっかり売れてしまった人なんだな、と。

彼が結婚していたことも知らなかったが、コートニー・ラブという、かなりやっかいそうなパンク姉さんが奥さんであり、彼女も歌手だというのでYoutubeで探して聴いてみたら、予想に反してけっこうよかった。ギターはひどいが。というより弾いていない。

才能と実力と華を備えた「金の成る木」を見つけた業界は容赦なく群がり始める。
搾取を狙う者もあれば、おこぼれを期待する者もあり、アマチュア感覚のままで突如スターダムへと上った本人たちが望むと望まざるにかかわらず巨額が動くビジネスに巻き込まれ、とくに純粋にアート指向であったカート・コバーンは、あまりにも商業主義的な世界を見てしまい人を信用できなくなり、ドラッグにさらに深く堕ち、子供が生まれたときにはもう彼の世界は現実も非現実も境がなくなっていたように思える。

カート・コバーンが死んだという日を私もよく憶えている。
私は彼をよく知らなかったから、ふーんという感じだったが、周囲がざわざわしていた。
自殺ということで終結したが、他殺説も残っているらしい。

つづく。
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