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10/4 Diary ヤマモトコーヒー

2019-10-04 21:04:49 | Diary

10/4

つい最近、新宿を歩いていたら、3丁目あたりで「ヤマモトコーヒー」の看板が目についた。そういえばここで豆を買ったことがなかったな、と思い、もう用事も済み帰るばかりだったのでコロンビアを200グラム買った。

ヤマモトコーヒーは老舗も老舗である。西新宿生まれの私があのへんを初めて歩いた頃にはすでにあそこにあったような記憶がある。何の老舗かというと、コーヒーに関するもの全て、といっていいのかもしれないが、正直なところ私は実体も規模も歴史もよく知らない。しかし取り扱うコーヒー器具の種類は素晴らしいといってもいいだろう。あの狭い店内にぎっしりと置いてある。マルタのネルが取り寄せでなく店頭にある店というのもなかなかないはずだ。

本当のことを言うと、以前ここでコーヒーを買ったことは一度だけある。ずいぶんと昔のことだが、輸入品の粉の缶入りを買ったのだった。その後は豆も粉も買ったことはなかった。買うのは手に入りづらいフィルターくらいのもので、なぜか豆を買うという気持ちにはまったくならなかった。店が老舗すぎて、きっと古いタイプの味がすると私は思ったのだろう。

さて前置きはもういいだろう。帰宅してヤマモトのコーヒーを飲もうかと手回しのミルで挽き始めた。「お、悪くない感触だな」私は毎日手回しで豆を挽くのだが、上手く焼けた豆はカリッとした手応えがあることを手が覚えているので、期待をしていなかった分、嬉しい驚きがあった。

湯を沸かし、丁寧にコーヒーを淹れた。「けっこう膨らむな」香りも悪くない。伊万里のカップに注ぐ。ひと口飲む。「………。」もうひと口飲む「………。」そして呟いた言葉は、「死神の負け」

死神とは、近所の駅前にあるコーヒー店の店主である。能の痩せ男に似ているから「死神」と私が勝手に呼んでいるのだ。もちろん本人に「おい死神」とは言わない。

そんなことよりヤマモトコーヒーは美味い。まだコロンビアしか飲んでいないが、特有の甘酸っぱい風味がバランスよくクリーンに仕上がっているのだ。こんなに近くに美味い豆があったとはまったく灯台下暗しであった。それに比べると死神コーヒーはだいぶ風味が重い。だから死神よ。当分買わないからな。店の前は毎日通るけどね。

おつかれさまでした。  E  V  O  L  U  C  I  O

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