昨日の夕方、狭くて満員の大江戸線に乗ったのだが、
そのためか、帰宅するとあまりの疲労で、8時頃に少しだけとベッドに横になったら、
目が覚めると朝であった。8時26分であった。見事な爆睡であった。
毎日の電車通勤なら命がけだな、と、あらためて思った。
しかし、それにしてもスマートフォンの凄まじさよ。
走る車内で見渡す限り、ひとりだけそれを持って目を瞑っている人を除いて、
座席の他全員がスマートフォンを操作していたことを私は殊更に確認した。
その光景が悪いなどと言うつもりは毛頭なく、
腕時計は時間を素早く知るための必需品だが、
スマートフォンは、社会にアクセスする必需品となった事実を十分に感じたのだった。
要するに、スマートフォンを持たずば時代につながらないわけだ。
しかし私は未だに携帯電話で、しかもスマホと呼ぶのが恥ずかしい。
ガラケーとも口に出せない。
どちらも語感が気持ち悪く、私に親和しない。
そんなことに躊躇している間に時代はあっと言う間もなく過ぎてゆく。
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