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ジャッキー・ブラウン

2018-04-05 20:59:38 | 映画
https://youtu.be/lejn5narUJ0

本日付けで上の固定トップページに貼った動画は、
「ジャッキー・ブラウン」のエンディングだが、
このけっこう古い映画を私は最近になって観た。

CSでやっていたので、なんとなく見始め、結局、最後まで観たのだった。

タランティーノ作品に関しては、
やはりパルプ・フィクション、あのチンピラ映画が総合的に最高で、
他のはそんなに前向きに観ることもないなと思っていたから、
この「ジャッキー・ブラウン」もずっと観る機会がなかったが、
観てみればやっぱりけっこう面白い。

ロバート・デ・ニーロがひどい役━━だいぶアタマの足りない━━で出演していて驚いた。

以前にも書いたが、
タランティーノという人の一番優れているところは、
映像に合った音楽を選曲する能力ではないか、と思っている。

「パルプ・フィクション」なんかはその最たるものだが、
この「ジャッキー」のエンディング・テーマもかっこいい。
ファンク、ソウル系にまったく詳しくないので、何も書くことがないが、
このエンディングにはこれしかないという選曲ではないか。

そういえば「イングロリアス・バスターズ」も2年くらい前にCS放送で観て、
まあまあ面白かった印象がある。どちらももう一度観ようとは思わないが。

タランティーノ作品は、会話の面白さが作品の価値に等しいので、
ネイティブ並に英語がわからないと、たぶん本当の面白さはわからないと感じる。

わからないだろう、ということも明瞭にわからない、このもどかしさ。

歌のボブ・ディランを完全に理解できないのと同じかと思う。

本でいえば、たとえばフィツジェラルドのグレイト・ギャッツビーなんかも、
訳で読んでも、おそらく面白さは全然理解できないのではないかと思っている。
以前、3人の訳で読んだが、ぜんぜんよくわからなかった記憶がある。

それにしてもこの動画、どうやって撮ったのかと想像すると面白い。

運転しているパム・グリアを真正面から撮影しているから、
彼女が運転していないのは間違いないが、
おそらく、車の前部を切り離したようなセットの座席にパム・グリアを座らせて、
真正面のカメラで撮っているのだろう。
車が揺れているのは、スタッフが人力でやっているのではないだろうか。
そんなことを想像すると笑ってしまう。よくこんな切ない演技ができるものだ。
だいたい運転をしていたら、瞳がクルクルと動き回るはずだから、
映画のエンディングにふさわしい映像にはならないよね。

寝起きだから、なんだか変な文章のような気がする。

時計を買う夢を見た。
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