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桜マンデリン

2018-03-29 19:24:42 | Diary



東京都、中野駅付近から北へ続く桜並木が今日はもう満々開で、
両歩道から互いに触れたいのか、伸ばした枝が高く重なり合い、
それは花の天幕といった様相で、まさに春爛漫。

桜並木の終点、哲学堂も、あの辺は視界が広いから、遠目の桜が目にうれしい。

用事も済み、帰ってきてマンデリンを淹れた。
ドトールの、である。
この豆はローストがミディアムだからか、とくに個性が際立っていて、味が濃い。
独特な風味は、私が一番近いと思うのはプルーン。あの干したやつ。
そしてグレープフルーツのような酸味があり、それに負けないくらい甘みもある。

とにかく、味が濃いのだ。

砂糖を少し入れると、さらに酸味の輪郭が明瞭になり、最後のひと滴が名残惜しいほどだ。

暖かくなると、
冬の間にはこれぞコーヒーだと断言していたフレンチローストが急に重たく感じられ、
反対にこのマンデリンのような酸味の立った味に親しみが湧き始める。
フレンチの残りはアイスにでもしようか。

本日のところ、上の固定ページに貼った動画は、映画「八墓村」の劇中曲で、
作曲は芥川也寸志。

私が、満開の桜に一番合うと思っている曲である。

ド━━ン、とまるで効果音が聞こえるくらいに咲き零れた満々開にこそである。

噎せるほどの春の酔い。
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