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20230616 LGBT法案の可決

2023-06-16 19:03:08 | 社会
20230616

LGBT法案は可決されたが、面白いのは、これが世界初だということ。

LGBTについての法律を持っている国は実は他にないのだ。
数日前の有村治子議員の鋭い質問に外務省がすまなそうに「どこにもありません」と明確に答えた。

共同通信は逆に「ないのは日本だけ」などと真っ赤なウソを以前から書いていたが、なぜそんな嘘がまかり通るのだろうか。このことが何よりも一番恐ろしい。

さてこれからどうなるか推測すると、
まず全国の公的民間問わず各施設に対して法案に沿った対策や改修のための補助金やら助成金やらがまたばら撒かれるのではないか。

そしてこの法案は我が国に劇変はもたらさなくとも、ボディブローのようにじわじわ効いて、いつの間にか「なんだこれは」という世の中になるだろう。

経済評論家の高橋洋一氏の言うには(まあこの人の話もけっこう話半分だが)
この法案は安倍さんが2年前に廃案にしたが、今回また浮上してきた。

岸田さんは広島サミットでバイデンやゼレンスキーを招き、いい顔をしたかったから、アメリカの駐日大使エマニュエルの言うことをきいた。

本来なら、それは形だけのことで、サミットが終われば、この法案は「やっぱり廃案で」とすればよかった話だったが、やけに本気でこれを推進する公明党との関係性、つまり創価票を切れなかった岸田さんが本腰を入れ始め、下達された萩生田は困ったが、稲田はさらに鼻息が荒くなって旗をぶんぶん振りまわし、とどめに茂木が「党議拘束」などというものだから、結局は保身のためにほとんどの議員が賛成し、可決してしまった、とのこと。(少ないが、自民党内でも欠席などで賛成を拒否した議員は衆参に数名はいた。衆院では、高鳥修一 、杉田水脈、他、参院では、青山繁晴、和田政宗、山東昭子など )

この法案は、最初に自民党内で話合った時、反対が多かったにもかかわらず、なぜか座長だか委員長だかにすべて任せます、とかいう不思議な経緯を経て、しまいにこの「党議拘束」という意見も言えない印籠を出されて可決してしまった。

また、今日、野党による「内閣不信任案」提出があれば、岸田さんは受けて解散をし、結局のところ宙に浮いたLGBT法案は廃案になった可能性があったが(岸田さんはそのつもりだったかもしれないが)、直前の支持率や総選挙になった時の議席数激減の予想を見て、自分の首が危ないと思ったのか解散はせず、大学の先輩である読売ナベツネが社説で反対をしたにもかかわらず法案可決を選んだ、という見方もあるらしい。

今日、この法案に関連する報道などをいくつか読んだが、LGBTの当事者たちの法案への反対意見が多く目についた。

誰のための法案なのか。

国会議員は国のため国民のための代表であるのに、自分たちの保身と利権のためだけに動いているように見える。しかも並外れた高給を受けながら。

国会で並んで座っている面々を見ていると、老人ばかりでみんな死んでいるみたいな顔をしている。
国民のため、子供の未来のために燃え尽きてもいい、というような気概はまったく感じられない。

そしてもうすぐ7月8日である。
おそらく安倍さんのための法要があるだろう。
この人たち、そこで迷わず手を合わせることができるのだろうか。
こんな法案に賛成したら普通の感覚なら遺影にさえまっすぐ向き合えないだろう。

もう10年以上前に
「日本を、取り戻す」と繰り返したのは、安倍さんである。

E V O L U C I O


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