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20200923 Diary アイヌ展 at 日本民藝館

2020-09-23 19:18:54 | Diary



20200923

私としては久しぶりのアイヌ展。よい物が揃っていました。
目黒といっても駒場はいわば北目黒だから私の自宅から近く、歩いても行ける。

日本民藝館は駒場の東大の北門の通りから少し住宅街に入ったところにあるが、この通りは山手通りから東北沢への抜け道で、今は笹塚のR20まで道なりに簡単に抜けられるようになった。

だいぶ前の話だが、この通りにフレッシュネスバーガーがいつの間にか出来て、最初は個人経営のような店だったからあれはたぶん1号店なのだと思うが、昨日まだあった。やはり佇まいというか雰囲気が他の店舗とは今でも違うね。

私は奥に入った日本民藝館に行くのは初めてだが、タレントの可愛かずみが飛び降りた場所がその抜け道沿いにあって、私は当時よくそこを通ったから、いつまでも憶えているのだが、昨日通ったらその場所の前になぜか人がたくさん並んでいて何事かと思ったら、ラーメン屋さんに並んでいるのだった。これはいつも賑やかでいいなと思った。



行列から少し入った閑静な住宅街の見本のような場所に日本民藝館はあって、連休最終日ということもありけっこうな来館者がいた。アイヌ以外にも台湾などの陳列もあるからかアジア系の外国人も目立った。



アイヌの民芸というと、とくにあの衣装と木彫なのだが、木彫はあまり深く彫らない。たとえばニュージーランドのマオリ族の木彫と比べると彫りが浅く、しかし逆にその奥ゆかしい感じがとてもよい。もちろんマオリはマオリでいいに決まっているが。

北と南の木の硬さの違いなのか、しかしそれぞれの文化の底にある思想が似ているような気がするのは私だけではなく、台湾原住民そしてアイヌとマオリには実は浅くない繋がりがあるという考えがあり、私もだいぶ以前だがその考えを元に「WAVELINE」という「海洋民族」の象徴的デザインでペンダントなどを作ったことがあるが、あれよかったな。忘れていたわけではないが、あれはよかった。自分でも好きだったし。

そんなことを思い出した今回の駒場行きであったが、また行列の道まで出てきて、そういえばこの新しいラーメンではなく、東北沢寄りにもっと昔ながらの、たしか銭湯の近くにあったラーメン屋さんはまだあるのか、あれば食うか、と見に行ったら、なかった。そりゃそうだよな。若き弘兼憲史が近くに住んでいてよく通ったというラーメンというか食堂だが、なかった。銭湯もなかった。ボーッとしてる間になんでもどんどんなくなるね。オレが気がつかないうちにオレもなくなりそう。時間の亡霊かな。おわり。おつかれさまでした。今外で子供がウソ泣きしている。雨も降っている。
E V O L U C I O

(WAVELINEの過去制作品  現在はありません)

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