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夢の羅列<エンジン>

2015-08-19 19:25:17 | Dreams
夢の羅列<エンジン>


夢の中で、
私は歩いていた。
それは起伏の多い、
たとえば横浜の保土ヶ谷あたりのような国道沿いの歩道だった。

「パン、パパン、ドパン、………、パン、…パン、ペシッ」

まるで規則正しくない単発のエンジン音が
歩く私の後方から聞こえてきた。
爆竹をあたりに投げ散らかしながら走ってきたかのようだった。

私は上り下りのちょうど頂きにいたらしく、
ガラクタバイクは私がずっと歩いてきた坂の下から上ってきた。

私の右側を通り過ぎた。
おお、サイドカーか。

ゴーグルにヒゲ、
GB的な革の上下というクラッシックな出で立ちの男二人が、
悪戦苦闘しながら私のすぐ横を通っていった時にはもう
エンジンがすでに死んでしまっていたのか、
「カシャーーーーー」というチェーンの乾いた音だけで、
あの不規則な爆発音はしなかった。

走りながら二人が怒鳴るように会話しているのが一瞬聞こえた。

ああ、わかった。
すぐに下り坂だから、そこでエンジンをかけ直そうというわけだな。

緩い右カーブをバイクは余力で下っていった。
そして勢いがついたように見えた時「カチャッ」と音がした。
ギアが入ったな。たぶん3速だろう。
僅かな間をおいて、「パンっ」
さらに、「パン、パパパパン、パンパン、ドパンパン」

お、かかった。

楽しそうだ。

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