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20230817 文も画像もまったくありません。

2023-08-17 19:18:21 | Dreams
20230817

「なぜこんな夢を見るのだろうか夏・その3」
──少し長く、しかも読んでも時間の無駄です──

夢の中。
どこかのスナックにいる。
私と知人。その知人の知人。
そして名前は伏せるが、芸能人の女性。
以上の4人がテーブルに座っていた。
他に客はいない。

知人の知人は陽気なご年配で、
誰かに似ているなあと今少し考えたら、
キダ・タローにそっくりだった。

芸能人の女性は
スナックに雇われているらしく、
着物姿であった。
借り着のようなぎこちなさがあった。

キダ・タローのことはどうでもいいが、
この女性のことを少しだけ説明すると、
今調べたら、私と同学年だった。

ひと昔前の感覚ならおばあさんの齢だが、
最近の彼女の動画を今見たら、まったくそんなこともなく、
溌剌として、なかなかお元気な様子。
最近の歌声も自然な感じで、わりとよかった。
同学年の私はすっかりおじいさんだというのに。

私は彼女を今までずっと女優だと思っていたが、
調べてみると、
歌もけっこう歌っていたようで、しかし
私は一曲も知らないような気がする。
気がすると曖昧なのは、今全部を調べて聴くこともできないから。

Youtubeで過去のものを数曲聴いたが、まったく知らなかった。
歌唱は当時のアイドルの中でなら上手い方だろう。

さらに書くと、
この人の映画やドラマも見た記憶がない。
彼女の女優としての姿も私は知らないようだ。

知っているのは何だろう?
コマーシャルか。もしくはバラエティ?
なにしろ彼女の全盛期は昭和である。
私が忘れているだけかもしれない。

私は私の人生で、誰ひとりとしてアイドルの
熱烈なファンになったことがないから、
彼女の人気云々ということではない。
私と同年配なら誰でも知っている人である。

それがなぜか私の夢の中のスナックに登場してくれた。

くどいようだが、
私は彼女のファンであったことは一切なかった。
それは私が彼女の歌や演技をまったく知らない
ということで証明できたと思うが、
もっと言うと、今も活動されているご本人には申し訳ないが、
彼女のことや名前を一度でも思い出したこともない。
何かの関連で考えたこともない。

それがなぜ突如、夢に出てくるのだろうか。
ここが夢の不思議なところ。
この脈絡のなさの不思議を今日はわかってもらいたくて、
上からダラダラと書いているのだ。

さて、夢のスナックに戻ると、
着物姿の彼女は、
まだ慣れない仕事といった風で、
少しやつれた感じもあった。
私は「なんでこんなところに」
という気持ちで彼女を見ていた。

まあいろいろあるさ、と理解に努め、
彼女の歌を聴いた。

アイドル時代の曲などではなく、
知らない曲だが、ずいぶんと大人の色の歌だった。
内田あかりの「浮世絵の街」のような曲を、
疲れ気味の顔で歌う姿はなかなか魅力があった。

次にキダ・タローの番がきた。
なんとビートルズの「HELP!」を歌うという。
頭のサビをキダ・タローがまあまあ無難に歌うと、
Aメロで知人がハモり始めた。
終盤サビの「HELP!」連呼で
二人の顔に血管が浮き出てきて、齢も齢だし、
私はハラハラしながら見ていたが、
なんとか無事に終わった。

終わったのだが、
マイクを置いたキダ・タローが
横の知人にハモりの難点部分を指摘し始めた。
さすが音楽家、浪速のモーツァルトである。

それに対し知人は解釈の違いを返し、
そこから火がつき、ああじゃないこうじゃない、と、
まるで私と彼女がそこにいないかのように、
いつまでも激しく論じ合いを続けるのだった。
終わり。

E V O L U C I O


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