EVOLUCIO WORKS INFO

EVOLUCIO WORKS INFORMATION

20220304 ウクライナ

2022-03-04 17:19:00 | 社会

20220304

ウクライナの問題。

私は今までウクライナについて、
ペルツォフカという
唐辛子のウォッカしか知らなかったから、
今後の予測など出来もしないが、
しかし時事であるし、
日本の未来にも係わる問題だから
興味はある。

それでネットにある情報を
あれこれ読んでみたが、
問題の根が深く難しくて結論は出ない。

ロシアが悪いという多くの世論は、
プーチンが悪いとイコールである。
プーチンがウクライナの
EU化、民主化、NATO加入、
を危惧して侵攻したという主張である。

逆に、
ウクライナが悪いという僅かな世論は、
つまりアメリカが悪い嫌いである。
今回ロシアを制裁しない側についた国も
みな同じでアメリカが嫌い。

その主張は、
アメリカが暗躍して親ロ政権を倒し、
反ロの現政権を作った。
ウクライナの「戦闘的右翼」に
アメリカが武器供与をして
親ロシア地域で行った虐殺を
プーチンが見かねて救済すべく侵攻した。
というものである。

ここで一番問題なのは、
ウクライナによる虐殺はあったのか?である。
これがなかったらロシアの主張はまったく成り立たない。

しかしあまりにも情報が入り乱れていて、
しかも現代では画像も映像も偽造ができるから、
私のようなボンクラがその真偽を明らかにすることは出来ない。

ところが逆に、
過去においてスターリンのソ連が
ウクライナ人に対して
「計画的な飢餓状況による虐殺」を
行ったことは検証されている。
その被害は1000万人を超えると言われている。
しかもその虐殺した地域にロシア人を移住させたというのである。
その移住したロシア人たちを
プーチンは救けたいのである。

ただ、真実は何かを考える時に、
過去に南アメリカで行ってきたアメリカのやり方を考えると、
ロシア側に立つ人の主張は、いかにもアメリカがやりそうなことなので、
私がここで簡単に判断は出来ない。

それに、
アメリカとロシアはおそらく両方が悪くて、
その悪さのレベルを比べた時に、
少しでも低いのはどっちだろう、という世界ではないか。

まあプーチンが
人命救助のために自国経済を
引き換えにするとも思えないが。

だから現況で一応の私の結論としては、
多くの一般市民が困っている側を
応援したい、という気持ちである。
もちろんそれはウクライナ側のことである。

──当初、
ロシア軍はウクライナの東にある親ロシア地域を
クリミアと同じように併合するだけかと思っていたら、
緒戦から一気にキエフまで狙ってきて、
しかも上からベラルーシ軍、
下からクリミアのロシア軍が
ウクライナ全土を同時に攻めてきた。
(3/12加筆訂正。ベラルーシ軍は攻めてませんでした。
攻めてきたのはベラルーシに駐屯していたロシア軍でした。
ベラルーシからウクライナへの義勇兵もいるそうです。)

圧倒的なロシア軍の兵力に
ウクライナ軍では太刀打ちできず、
すぐにウクライナは
ソ連時代の枠組みに戻されてしまうだろう、
と思っていたら、
案外ウクライナが善戦をし、
今日3/4時点で膠着状態である。

なぜ善戦をしているかというと、
「携行武器」の力であるらしい。

対空、対戦車用の
ミサイルやロケットが独りで持ち運べ、
独りで発射でき、独りで撃破撃墜できる、
ということである。

欧米が戦車や戦闘機をウクライナに与えても、
それには知識と技術のある本格的な兵隊が必要である。しかし、
「携行武器」であれば、
少しのレクチャーで誰でも使え、しかも、
追尾誘導装置付きで勝手に飛んでいって当たるらしい。

だから、
パン屋のおじさんであっても、
戦闘機を撃墜できるわけである。

その「携行武器」とは
ジャベリンとかスティンガーである。
欧米各国がウクライナへ供与している。

エネルギー事情でロシアに手も足も出ないと
私が先日にここに書いたドイツも
ゼレンスキー大統領の決意表明にほだされてか、
それとも自国の未来を憂いてか、
メルケルがいなくなったからか、
軍事とエネルギーの政策を大転換してきて、
これまではウクライナに
ヘルメット5000個を供与したに過ぎなかったが、
ドイツ製「携行武器」の供与を発表した。

仮にロシアがウクライナに展開している兵力が15万人であったとしても、
ウクライナは18歳から60歳までの男を
亡命させず徴兵しているから、
その数は1000万人を超え、
上記のように素人でも一応は兵力になるから、
つまりここまで「善戦」しているわけである。

しかしあくまでもウクライナ軍はギリギリの戦いであって、
長くなったらゲリラ化するしかないだろう。

ロシアもミサイルを
躊躇なく打ち込んでくるようになるだろう。

一方、先日私は、
プーチンを認知症の初期症状では?とここに書いたが、
そろそろ精神異常を疑う記事が目につき始めた。

もちろん私は専門的な知識もなく、
直近のプーチンの目の光からの印象で
それを書いただけだが、
プーチンを見て何を思い浮かべたかたというと、

秀吉である。

豊臣秀吉を思い出した。

秀吉にも私は詳しくないが、
しかし若い時の超人的な能力に対して、
晩年の朝鮮出兵や、
日本は人に任せて自分は中国に居を構え、
インドも支配下に置く、
といった構想を抱いた秀吉を思い出した。

秀吉が認知症だったかは知らない。
その資料もない。

ただ今回のプーチンを眺めた時に、
秀吉の誇大妄想的な構想を思い出しただけである。

しかし秀吉には人と刀と馬しかないが、
プーチンには核がある。

上記のようにロシア軍が
「携行武器」と「素人兵隊」に苦戦するようなら、
今後アフガニスタンのように泥沼化するなら、
それを使う可能性はなくはない。
しかも正常な判断力を失っているならより一層である。

ロシアには5900発の核があり、
アメリカには5400発あるらしい。

これはアメリカが5400発を打ち終えた時点で
「いやいや負けました。降参降参」
というなら笑えるが、
実際には誰かが最初のスイッチを押したら人類の全てが終わる、
ということになるのだろうか?

プーチンがウクライナの都市を
核ミサイルで攻撃したら
ウクライナには核がないから、
誰かが対抗措置をするのか?
アメリカ?
NATO?
一発なら我慢する?

いやしかし、
ロシア内にも正常な人はいくらでもいて、
最終的に核使用という結論は出ないのではないか。

それに今回の経済制裁で
ロシアの超富豪たちは巨額の損失を被っているらしく、
その富豪たちが数十兆円規模の損失、目の前の破産を前にして、
何を考えるか、何をするか、金はまだあるんだぞ。
よし全てを解決する一番効果的なことは?
ということであれば、
何をするのかという答えは簡単だが、
ここまで書いて休憩中にニュースを見ていたら
「ロシアの資産家がプーチン拘束に1億円の懸賞金」
という記事を見つけた。

私の感想としては、
額が全然足りない、である。
1億円では組織的に動けないだろう。

プーチンに対するクーデターを期待するなら、
せめて100億円ではないか。
ケチケチすんなよ。

とはいえ、
「やりすぎプーチン」を暗殺するしか解決方法はないのでは?
と考えているのは私ではなくロシアの中の誰かである。

それは「背に腹は代えられない」ということだろう。

それは、
今までプーチンがいることによって儲けてきたが、
今度はプーチンがいることによって財産を失いつつある。
だから…。
ということなのか?

いや、ここまで書いて申し訳ないですが、
まったくわかりません。

今ニュースをまた見たら、
ロシアがウクライナの原発を攻撃しているらしい。
これは国際法規によっては重大な戦争犯罪とのこと。
たしかに被害が大き過ぎますね。

まあ今回の経済制裁の方法と規模を注視していたチャイナが
何を思ったか、これが日本にとっては重要でしょう。

おつかれさまでした。

E V O L U C I O

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする