EVOLUCIO WORKS INFO

EVOLUCIO WORKS INFORMATION

夢の羅列<オーケストラ・チューブ-p7・封筒> 20170930

2017-11-01 19:02:35 | Dreams


夢の羅列<オーケストラ・チューブ-p7・封筒> 20170930


つづき。

魚たちの秘密を見てしまった私は暗い通路からやっと外に出た。

垣根を分けて明るい場所へ出ると、そこは砂利の一本道だった。

少し歩くと15段ほどの階段があり上った。

階段の上でもやはり一本道は続くのだったが、左側が少しだけ広くなっていて、
なぜか滑り台があった。

そしてやっぱりなぜかその周りに透明フィルムにパックされた封筒のような、
つまりダイレクトメールのようなものが何枚も落ちていた。

重ねて書くと、誰もいない砂利の一本道にある滑り台の横に
透明パックの封筒がたくさん落ちているという図であった。

なんだこれ。

立ったままその一つをよく見てみると、誰かの名前が書いてあり、
その下に「9万円」とあった。

「???」

その近くの封筒にも名前が書いてあり、それには「7万円」とあった。

数枚を確認すると、「おっ、オレのだ。オレにもあった」

それには私の名前ではなく、私にしかわからない、
そして私ならすぐにそれが私のであるとわかる4桁の数字が書いてあり、
その下に「9千円」とあった。

……おいおい。なんだよ。少ねーじゃねーか。

つい口から汚い言葉が出たが、その他にも「7千円」というのもあり、
まあいいか、と自分のを拾った。

そこへ10人ほどの男女が私が進もうとしている方向からやってきた。

それぞれの封筒を見つけて、女性は小さな歓呼を上げたりして、皆が拾った。

なんだか楽しそうである。

和気あいあいである。

つづく。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする