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夢の羅列<純子の赤いセロファン・1> 20161127

2016-12-23 19:48:52 | Dreams
夢の羅列<純子の赤いセロファン・1> 20161127


夢の中で数人と酒を飲んでいたら、
そこに別の知り合いがやってきて「それじゃあ行こうか」と私に言った。

「?」私はその言葉の意味がわからず怪訝な顔を彼にわざわざ向けた。

彼の説明によると、
どうやら私の運転でずいぶんと遠くまで行くことになっているらしい。

しかし私には約束した憶えがなかったし、しかもこの場の雰囲気を見れば
私が運転を出来る状態ではないということくらいわかるはずなのだが。

私は冷たい性格なので現実でなら「知らん。行かない」と躊躇なく断るが、
そこは夢の中のこと。なんとなく行くことになり、二人で外に出た。

駐車場まで歩きながら聞いた話では、
その道のりだと1200kmくらいの運転になりそうだなと私は思った。
長距離は苦手だ。すぐに飽きる。がんばってせいぜい200kmだな。

とはいっても私たちは車に乗りこんだ。

そして次の場面ではもう降りたところだった。

運転中の記憶はほとんどなかった。
1200kmをひとっ飛びであった。

なぜ降りたか。
そこから先へは車では入れないからだった。

とにかく一本道をずっとまっすぐにここまで進んできたのだった。

このへんまで来たら道幅が細くなり始め、とうとう
車では進めなくなってしまい、二人は降りたのだった。

最初から説明すると、国道を一切曲がらずにまっすぐに1000km以上走ってきたら、
片側3車線や2車線が1車線になり、そのうちセンターラインがなくなり、
さらにすれ違いも出来ないような道幅になり、とうとうその先に行けば、
車一台分の幅もない砂利道になるようなので、私たちは車を降りたのだった。

川を遡上していったら船も漕げない源流のせせらぎに辿り着いたかのようだった。

それならばこの夢の目的、源泉を見つけることが出来るのだろうか。そして
そのこんこんと湧き出る澄んだ水は私にとってどういった啓示になるのだろうか。
一本道の果ては王国の門か楽園にかかる虹の架け橋か、それとも絶壁の無か。

とにかく、車を降りた。

つづく。
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