「だれが、これを成し遂げたのか。初めから代々の人々に呼びかけた者ではないか。わたし、主こそ初めであり、また終わりとともにある。わたしがそれだ。」（４新改訳）<o:p></o:p>
この章はユダヤ人をバビロン捕囚から解放したクロスというペルシャ王に言及している。彼は自分でも知らないうちに、選民を自由にするという使命を果たした。つまり全知全能の神が、はるか昔からそのことを計画し、異邦人の王さえ、ご自身の計画実現のために用いられたのだ。▼ローマ皇帝アウグストも、キリストがベツレヘムで生まれるという預言成就のために用いられた（→ルカ２章）。世界歴史は神の御手にあり、信仰者であると否とを問わず、その御計画実現のために動かされている。米国大統領も日本の総理大臣も例外ではない。▼東の果てにある島国、日本も、今は不信仰の状態にあるが、それすら深い予知と計画の中にある現象なのであって、私たちは少しも失望する必要がない。信じて祈り続けよう。「恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強め、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。」(イザヤ41:10同) [写真：教会近くのお宅に咲くバラ]<o:p></o:p>