しげる牧師のブログ

聖書のことばから、エッセイを書いています。
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朝の露 <貧しい人が>

2024-08-06 | 申命記
「貧しい人が国のうちから絶えることはないであろう。それゆえ私はあなたに命じる。『あなたの地にいるあなたの同胞で、困窮している人と貧しい人には、必ずあなたの手を開かなければならない。』」(申命記15:11新改訳)

イエスを救い主と仰ぐ信仰者たちは、やがて再臨のとき、それぞれが神の前に進み出る。そのとき主はひとりひとりにおたずねになるであろう。あなたのそばに、わたしが置いた貧しい人に対し、あなたはどのような愛を現したか?と。もしその時、「いえ、私は少しも気づきませんでした」と答えるなら、主はすべての記録映像を天使たちの見ている中、公開されるであろう。▼門前に映(うつ)し出された病者ラザロ、宴会(えんかい)のただなかにいる金持ち、そして衰弱死(すいじゃくし)していくラザロの様子(ルカ16章)、私がその金持ちであったら、もはや言い訳はできない。このような光景はほんとうに起こり得ると思う。だから私たちは小さな善を行うことに飽(あ)いてはならない。小事(しょうじ)に忠実でなければ、だれがその人に天の財産を任(まか)せるであろう、と主は仰(おお)せられたのだから。