「あなたの神、主のために、主が選ばれる場所で七日間、祭りをしなければならない。あなたの神、主があなたのすべての収穫、あなたの手のすべてのわざを祝福されるからである。あなたは大いに喜びなさい。」(申命記16:15新改訳)
本章はユダヤ三大祭り、過ぎ越し、七週の祭り、仮庵(かりいお)の祭りの規定を記している。ふしぎにも、主イエスは過ぎ越しの祭りのとき十字架で屠(ほふ)られ、七週の祭りのとき御聖霊が降臨、エルサレム教会が作られた。つまりすべての祭りの本体はイエス・キリストにあるといってよい。では仮庵の祭りとは何を表すのか。これは来たるべき神の国において、あがなわれた信仰者たちがイエス・キリストを中心に開く天の祝宴をあらわすのではなかろうか。▼主は一粒の麦として地にまかれ、よみがえって多くの麦が地に芽を出した。それがこの二千年世界中に広がり、実を結び続けている。その大収穫(だいしゅうかく)のときこそ、再臨と神の国出現である。新しい御国に入ることになった膨大(ぼうだい)な人々が天の祝宴(しゅくえん)に集(つど)う時、それは天地万物が喜びでゆれ動き、賛美と感謝が満ちるときとなろう。▼教会は主のはなよめとして、この宴の中心におかれるのだ。ハレルヤ