暇人のぼやき

四十路を越えた廃ゲーマーの徒然日記。

今日はかなりディープに科学っぽい話

2020-01-28 22:18:17 | その他趣味
さて、火曜日ちゃん。
しばらく天気は崩れなさそうだけど、週の後半は涼しくなるっぽいね。是非是非。
熱いのは嫌じゃ。




なんか、ニコニコ動画のニュース記事で「アメリカが日本をホワイト国から外した」みたいな見出しがあった。
中身は「韓国に対する行為への因果応報」みたいな書き方をしていたが、更に大本の引用されていた記事を読む限り、新たに作った企業投資の枠組みの中で、手続き免除対象国に日本が入っていなかったというだけの話らしい。韓国の一件とは全く別物の話。
大体が、この手続き免除についてはイギリスを筆頭に投資関連の機密情報のやり取りのある国のみが対象で、そもそも日本はその可能性もかなり低かったという話。
人の信頼を裏切っておきながら厚顔無恥にも譲歩を要求するようなクソどもとはまずもって前提条件も、状況も違うし。

この話を韓国のと絡めている時点で印象操作、偏向あるいは錯誤を狙った記事であるのは確かだよね。まずを持って偏向・捏造・錯誤をさせた新聞は即時取りつぶしでも構わん。それくらいの覚悟を持って報道は行われるべきだ。






さ、なんぞ艦これを料理に例えるとってのが話題になってた。
料理っつーか料理店だったけど。

そこで、艦これは「高級和食」と書いているのがいた。
いやぁ、高級和食ではあり得ないだろう。今の運営の態度なども鑑みるに、「先駆者として成功を収めたが、それにあぐらを掻いたせいでほぼ常連客のたまり場と化した場末の食堂」ってところだろう。料理そのものは平均。発展性もなく改良の努力がないから新規での定着が難しい。
本来料理屋のはずなのに、料理をないがしろにして常連客のたまり場としての環境整備だけに勤しんでいるような、そんな街の片隅の食堂レベル。
ほんと、1年前のイベントがトドメだったなぁ。夕張に改二が来たというのに復帰したいと思わせない凄みはあるw





さて、光武を作ることに決めたのですが、さすがにそろそろコトブキヤのシリーズも片付ける必要があるなと思ったりしています。
なんせ、あと1月でエクスカイザーが来るし。

そして、塗装したいとも考えているのですが、よく見かける塗装するとABSは割れる、という情報。
これが怖くてなぁ。

というわけで、ABSを塗装するために、より安全にABSを塗装したいという俺のために色々考えてみた。

やはり色々な模型のサイトでは「ABSは割れる」「ABSは劣化しやすい」というのはよく見るのだが、その原理が書かれているサイトというのがほとんどない。
それじゃあどうやって対策を打てば良いか分からないじゃないか、と。肝心のブキヤでさえも「薄くすぐ乾くように塗り重ねろ」としか書いてくれていない。
いや、根本的な安全性を上げる手段じゃないよね。技術依存で俺のようなへたれマンで出来るかどうかも分かってない。そもそも薄く塗るのがどの程度かすら怪しげな人間ぞw

というわけで、模型サイトから離れて材料系のサイトへと行ってみる。
そこで分かったのはABSというのが、通常のプラモデルで使われるPS(ポリスチレン)とは違い、アクリロニトリルとブタジエンとスチレンの共重合ポリマーであると言うこと。
多少わかりやすく自分なりにかみ砕いたものを書くと、アクリロニトリルという物質と、ブタジエンという物質と、スチレンという物質の特色を合わせた素材ということ。
アクリロニトリルで耐熱性(つーても、70度~100度程度)とブタジエンによる柔軟性と耐衝撃性(ゴム素材だから)、スチレンによる加工のしやすさ扱いやすさを取り入れた素材とのこと。
確かに、ABSパーツって柔らかいし、独特な質感はあるよね。

ただ、これが化合しているために長所だけではなく短所も増えたというオチ。

ここからは材料系の専門家ではない人間の、間違いも含んでいる前提での推測になっていくので要注意。こんなものをひけらかしても恥を見るぞ?

一応ABSという素材について書かれているサイトのどこでも共通しているのは「有機溶剤で溶ける」「直射日光で劣化する」ということ。
まぁ、日光はね色々なものを劣化させるけど、このABSの場合は日光で劣化するのはブタジエンの部分なんだってさ。

さて、ここでABSという素材から離れて模型用の塗料を考えていこう。
模型用の塗料はここでも何度か上げてきたようにラッカー、水性アクリル、アクリジョン、エナメルというのが主なものだろう。
で、アクリジョンについては塗料が乳化を起こし、固着することで塗装される、エナメルは塗料が空気と結びついて化学変化を起こすことで定着する。ただし、顔料だか染料を溶かしている溶剤にプラ材を科学的にもろくする性質があるため、あまり直塗りをするとプラが崩壊するという現象が起きる。
ラッカーと水性アクリルの基本的な作用は同じ。有機溶剤で薄く表面を侵しながら溶剤が蒸発することでそこに溶剤に溶けてたアクリルが固着することで塗膜を形成する。水性アクリルが一般的にラッカーより塗膜が弱いというのはプラ表面の浸食力が弱いため。

それを踏まえて、ABSというのが3種類の素材、その特性をそのまま引き継ぐとしたら、塗料に含まれる溶剤がスチレンの部分だけを侵し、物質としてのバランスを崩しちゃうからではなかろうか。
一応有機溶剤で「溶ける」と表現されている以上他の素材も溶ける可能性はあるが、おそらく組成として模型用塗料に一番侵されやすいのはスチレンの部分だと思うんだ。
であれば、確かにコトブキヤのサイトで書かれていた溶剤があまり触れないように少しずつ着色するというのは一つの手段だと思う。

でも、エナメル塗料を思いだそう。
あちらもプラを侵す。そのため結構普通に執られる手段が、クリア塗料を軽く吹き付けてから墨入れなどエナメル塗料を使う作業をするというもの。
これと同じ事が出来ればABSも怖くない!

ということで考えてみた。
そも有機溶剤に触れさせるのが怖くてやり始めた考察。エナメルのようにラッカーのクリアを薄く吹く、というのも恐ろしい話。

ならばここは溶剤も使わず、エナメルでもないエマルジョン系の出番だろう。

……まぁ、微妙にアルコールっぽい臭いがするので、もしかするとアクリジョンも危険性が高いのかもしれない。
しかーし、ここは推測に基づいて実験を行うところ!
ということで、ランナーの切れっ端を使って実験を行ってみようと思います。


とりあえずまだやってないのですが、使うべき材料は5つ。
ラッカー用薄め液。これはガイアのモデレート薄め液を使う予定。
続いて、水性アクリル用薄め液。これはMr水性カラーの奴ね。
次はアクリジョン用薄め液。そのまんま。
次はアクリジョンベースカラー(原液)。アクリジョンの場合どうにも組成がわかりにくいので塗料と薄め液の両方を検証するぜ。
最後に、ガンダムマーカー消しペン。
まぁ、ガンダムマーカーでちょい塗り、なんてのも出来るのか、という実験。でも、アルコールには明瞭に弱いとされるので、こちらは比較サンプルという意味合いが強い。

というわけで、これを用いて今週は実験してみます。
いやぁ、本来なら実験した後で載せろやゴラァと言われそうな内容。
行き当たりばったり、思い至ったときに記事にしてしまう中の人の悪い癖です。
さて、何のランナーを使おうかな。
では、次回(明日ではないと思う)に続く。

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