桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2009・10・20

2009年10月21日 | Weblog
いやぁ、結構びっくりした。今日のイベントは変則的開演時間で、3時、5時、7時、9時の四回。一日にそんなに公演を打って大丈夫なのかなと心配しつつ、最初の開演時間の一時間前に店へ行ってみたら、何と予約数はゼロ。一人もいないと云うことですよ。ウーンと唸る。五年以上もイベントスペースをやっていると、今までにも観客数が五人とか七人とかあったことはあったけど、ゼロは初めてだ。そして第二回目の公演も予約舎は2人とのこと。だったらフードのオーダーはないし、俺が来ることはなかったと後はY君にまかせて今きた道を『独房、若しくは雑踏』の台詞を覚えながら帰宅。少し体調不良で横になりたかったが、次々とかかって来る電話とメールの返信などで断念。6時に再び店に行き、Y君とバトンタッチしたが、7時の公演も観客は2人か3人……漸く9時の公演には10人以上いたような気がするけど、一日トータルで十数人と云うのは凄い。いや、皮肉じゃなくて、今日の主宰者Kさんは一番ウチのスペースの使い方を知っている人だ。チケットを買って貰う為に頭を下げたり、媚びを売ったりすることなく、チラシ代にお金を使うことなく、結果として観客がいなくたって、ウチのスペースだったら公演が打ててしまうのだ。とは言いつつもスペースレンタル代(今日の場合は六万円)位チケット収入がないと辛いだろうけど。そして、静まり返ったKさんたちの公演から霊気が流れてきた訳ではないだろうに今日カウンターにお客さんはゼロ。テーブル席にカップルが座ったことは座ったけど、カウンターはゼロ。12時まで待ってもゼロ。途中、近所に住む若手個性派女優のSちゃんが映画の撮影帰りに立ち寄って21日からウチのスペースで開催する『僕らは歩く、ただそれだけ』(廣木隆一監督)のフライアーを受け取りにきて、しばらくお喋りしたけど、立ったまま。座らなかった。だからゼロの記録は続いて、一時半に諦めてドアを閉める。そうだ、10月20日をゼロの日と呼ぼう。
★特報
上映&トークライブ、スパンクページ×廣木隆一『僕らは歩く、ただそれだけ』のゲストが決定!10/21(水・辻香織×廣木隆一)、22(木・安藤サクラ×櫻井りかこ×廣木隆一)、23(金・スパンクページ×廣木隆一)、25(日・高良健吾×安藤玉恵×廣木隆一)、26(月・菜葉菜×櫻井りかこ×安斉将×廣木隆一)、28(水・miyauchiyuri×廣木隆一)、31(土・安藤サクラ×高良健吾×原田奈々×廣木隆一)、開場18時半開演19時半、料金/上映+ライブ日、3000円・上映+トーク日、2000円 共にワンドリンク付
★『独房、若しくは雑踏』(改訂版)
 八月に催した『コレド演劇フェスティバル』でたった一日だけ公演し、好評を博 した芝居を一部改訂し、水谷治夫さんに代わって桃井章が出演するバージョンと して再演いたします。
 作演出・桃井章、出演・吉野翼、桃井章、みきてぃ
 日時・11/12(木)、13(金)、14(土)全日19時30分開演(土曜のみ15時のマ チネあり)、料金3000円
    ~予約お問い合わせはコレドシアター(3470ー2252)まで~
コレドのホームページのアドレスイベントスケジュールなどご参照ください。